Chromium系ウェブブラウザのVivaldiにはmacOSのSplit Viewがうまく機能しない変なクセ(というかバグ?)があるので、簡単な対処法を以下に紹介します。
VivaldiだけでSplit Viewを使いたい場合
ウインドウ左上にある緑色のボタンを長押しするとSplit Viewのウインドウ選択表示に切り替わるはずなんだけど、Vivaldiのウインドウだと何故か発動しません。
このように、VivaldiだけでSplit Viewを使うのは無理そうなので、Vivaldiだけでフルスクリーンの分割表示を行いたい場合はVivaldiに備わっている機能を使います。
やり方は(知ってしまえば)簡単です。
1. 分割表示させたいサイトをタブに表示させておきます
2. 分割表示させたいサイトのタブを[shift]クリックしていきます
3. キャンディーバー風のラインで囲まれたタブの上で右クリックするとサブメニューが出てきます:反応が悪い場合があるのでそういう時は何度かクリックしてみてください
このサブメニューから「〜個のタブをタイリング」を選ぶとVivaldiの1枚のウインドウの中に選択したタブがタイル表示(この場合は横並び)で表示されます。
必要に応じてフルスクリーンモードに切り替えれば、疑似的なSplit Viewの完成。
タイリングを解除したい場合は、タイリングされている状態でタブをクリックしてください。先ほどのメニュー項目が「タブのタイリングを解除」に変わっています。
ちなみにウインドウの右下の方にタイリングの切り替えボタンが用意されています。
タイリングのON/OFF、タイリングモードの切り替えなどが行えます。
Vivaldiと別のアプリとでSplit Viewを使いたい場合
この場合は簡単です。
Vivaldiのウインドウから操作を始めようとしても、先ほど書いた通りSplit Viewの選択モードに切り替わらないので、並列させたいアプリの方を先に操作します。
例えばVivaldiとSafariのウインドウを並べたいなら……
- Safariのウインドウにある緑ボタンを長押しする
- Safariのウインドウを片側に指定
- 続けてVivaldiのウインドウを選択
これでOKです。