突然白紙になってしまったwebloc(web loaction)ファイルのアイコンを本来のアイコンに戻す方法です。
症状の概要は以下のような感じ。
- ある日突然白紙アイコンになってしまう
- 白紙で表示されるのは36ピクセル以上のアイコンサイズでのみ
- アイコンを適当にカスタマイズしてから元に戻しても白紙のまま
- Finderの強制再起動やMacの再起動をしても直らない
記憶は定かではありませんが、当方の環境ではOS X 10.8以降あたりからしばしば発現していたような気がします(気になりつつも放置していたのでどのタイミングで直ったかも不明です、スミマセン)
OnyXなどのメインテナンスツールで解決
OS X用のサードパーティ製メインテナンスツールとして定番のOnyX(オニキス)にアイコンに関する項目があったような気がしたので開いてみると……
クリーニングの項目、ユーザタブの一番下にありました。
この "IconServices"(アイコンサービス)という項目にチェックを入れて[実行]ボタンをクリックしてIconServicesのキャッシュを削除してもらいます。
ちなみにデフォルトでチェックが入っているその他の項目はそのままでもOKですし、IconServices以外を全てOFFっても構いません。
キャッシュの消去が終わるとMacの再起動を求められるので、指示に従いMacを再起動させれば下図の通り、白紙だったweblocファイルのアイコンが本来のアイコン表示に戻ります。
表示がおかしくなっているだけで動作には支障なし
白紙アイコンは通常、関連付けされているアプリケーションがインストールされていない(そのファイルを正しく開けるアプリケーションが入っていない)場合に表示されます。
しかし、本件に関しては単にアイコンが白紙になってしまうだけ。
つまり、ダブルクリックをしても「開けるアプリケーションがないよ!」という警告ダイアログが出るわけでもなく、普通にデフォルトウェブブラウザ(Safariなど)が起動してウェブページが表示されるので放置していても実用上は全く何の問題もありません。
気にならない人は放置で、気になる方は上記方法で直すと良いでしょう。
※ OnyXはOS Xのバージョンごとに用意されています。例えばYosemiteにはYosemite用が用意されているので必ず適したバージョンの、且つ最新版を使ってください。