先日発売されたM1 iMacで採用されている専用スクリーンセーバを、M1 iMac以外で使う方法です。
この手のTipsはサイトからダウンロードしたものを使うといったものが大半ですが、今回紹介する方法は手元の環境をちょっと細工するだけなので権利など大人の事情的に "アウト" ではないと思います(^-^;
必要な条件はたった2つ
- Macであること:機種はiMac以外のM1 Mac、Intel MacでもOK
- "macOS Big Sur 11.3以降" がインストールされていること
この2つの条件さえ整っていれば、あとは簡単な手順をいくつか踏むだけです。
利用(有効化)手順
上記条件を満たしてさえいれば手順の90%はクリアしたも同然なので、あとは以下の通り手順を進めてください。
- Macintosh HD>システム>ライブラリ>Screen Savers を開く
- Screen Saversフォルダ内の "Hello.saver" をデスクトップに複製する:optionキーを押しながらデスクトップにファイルをドラッグ&ドロップ
- 複製した "Hello.saver" を右クリックして表示されるメニューから "名前を変更" を選び、"Hello 2.saver" などなんでも良いので名前を変更する(拡張子は変更しないこと)
- 名前を変更したファイルをダブルクリックするとインストールするか尋ねられるので[インストール]する(要パスワード)
- システム環境設定>デスクトップとスクリーンセーバ を開き、スクリーンセーバタブに切り替えると "ハロー" という名前のスクリーンセーバが使えるようになっている(これがM1 iMac用のスクリーンセーバ)
あとは "ハロー" を使用する設定にするだけ。
スクリーンセーバオプションには以下の項目が設定されていました:
- テーマ:ソフトトーン(デフォルト)、スペクトラム、ミニマムから選択可
- "hello"をすべての言語で表示:昔のMac OSのウェルカムムービーにあったように、"hello" に相当する他の言語が次々と描かれていきます
- "システムの外観モードに合わせる":文字通りだと思います(未確認)
実際に試すと "hello" ではなく "こんにちは" から始まりました。
(´-`).。oO(その後なかなか "hello" は登場せず)
これは多分OSの言語設定に依存しているからだと思うので、すぐに "hello" を見たい場合はOSの言語設定を "英語" に切り替えてログインし直して試してみて下さい。
こちらも未確認ですが、これで最初に "hello" が描かれるかもしれません。
source: How to Use Hello Screen Saver from iMac on Other Macs @ OS X Diary
アンインストール方法
- Macintosh HD/ライブラリ/Screen Savers/xxxxx.saver をゴミ箱へ
ディレクトリが似ていますが、前述手順(1)はシステムフォルダ内のライブラリフォルダにアクセスしているのに対し、削除するファイル(インストールされたファイル)はMacintosh HD直下のライブラリフォルダなので間違えないように。
なお、上記のxxxxx.saverは前述手順(4)で各自が付け直したファイル名です。