9 TO 5 MacやMacRumorsなど名だたるApple系情報サイトが『Appleがゴールドマンサックスとの提携を終了するようだ』と報じています。
『直ちに』ということでは無いようですが、向こう12ヶ月〜15ヶ月の間にAppleとゴールドマンサックスとの間で結ばれている契約は解除される見込みのようです。
その後の取り扱いについては現時点で何もわかっていませんが、AppleによればApple Card関連のサービスそのものを打ち切る予定はないようで「今後も最高のツールとサービスを提供する」と答えているようです。
以下、9 TO 5 Macの記事をArtman 21さんが配布しているaiMenuを用いて翻訳・要約したものを載せておきます。
アップルがゴールドマン・サックスとの関係を終了、アップルカードの運命は不明
Appleとゴールドマン・サックスは、現在のApple CardとApple Card Savings Accountから成る提携を終了する予定です。ゴールドマン・サックスはAppleとの契約からの離脱を提案されたと報じられており、Appleは今後12〜15ヶ月で契約を解消する提案をゴールドマン・サックスに送ったとされています。
ゴールドマン・サックスは、消費者金融業界での野心を大幅に縮小しており、Apple Cardの提携において大きな損失を出しているとの報告があります。Apple CardとApple Card Savings Accountの行方は不明ですが、「Appleが既に新しい発行者を見つけたかどうかは分かりません」という報告もあります。
これらのパートナーシップでは、Appleのような商人が「支配的な役割」を果たします。つまり、ゴールドマン・サックスが提携を終了したいと表明し、Appleがゴールドマンの要求に応じて「提案」を送ったと考えられます。
ゴールドマン・サックスは、プログラムをアメリカン・エキスプレスに引き継ぐ可能性について話し合っていますが、アメックスは「損失率を含むプログラムのいくつかの側面に懸念を示しました」と報じられています。また、Synchrony FinancialもApple Cardの事業を引き継ぐ可能性を検討しています。
Appleはまた、できるだけ多くの金融商品を自社内で開発するために取り組んでいます。報告によれば、Appleは「Project Breakout」と呼ばれる内部プロジェクトで、自社の支払い処理技術とインフラを開発しており、ゴールドマン・サックスのようなパートナーに依存しなくなることを目指しています。
Original article: Apple ending Apple Card partnership with Goldman Sachs - 9to5Mac
