MacRumorsなどが報じているところによると、Appleは "iTunes.app" の解体を検討しているとかいないとか。
もしかしたら次バージョンのmacOS 10.15では音楽はMusic.app(仮)で……という具合に個別のアプリケーションになるかもしれないらしい?
(´ε`;)ウーン…、これってどうなんだ?
判りやすくなる?
- 音楽管理はMusic.app(仮名)
- Poadcast管理はPodcast.app
確かにこのように専業化してくれた方が、それぞれのファイルを管理するという点においてはまさに "名は体を表す" なので初心者でも理解はしやすくなりそう。
だけど、ねぇ……iOSデバイスと同期を取ることを考えるとどうなんですかね。
かつてはほとんどのものがiTunesだけで同期を取れていたけど、iOSアプリをmacOS環境上で管理することができなくなったり、ブックはブック.appとして独立したりで個人的にはむしろ同期管理は不便になった印象。
その上、音楽もポッドキャストもとなるとなると面倒この上ない。
わざと使いにくくする作戦?
古いユーザならMac OSからMac OS Xへの切り替えに似た状況というと少しイメージしやすいかな?
Mac OSとMac OS Xの間に "Classic" という環境を用意して、Mac OS Xを使いながらもMac OSの環境も使えるけど、使えば使うほどMac OSの不便さに気づいたユーザが徐々にMac OS(Classic)環境を見限ってMac OS Xネイティブの環境に切り替える、ってやつ。
もっともこの時はこういう環境を用意せざるを得ないほどの環境変化だったわけだけど。
iTunes.appもこういう感じで、近い将来は少なくともiOSデバイスの同期窓口としてのiTunesの存在は不要と考えているかもしれません。
多分 "iTunes" の現在の立ち位置は消滅する
MacやWinの母艦と、iOS/watchOS/tvOSとがiTunes.appの介在を必要としないもっと密接な環境を思い描いているのかもしれません。
だとしたら、一気にiTunes.appを亡き者に葬り去った環境への移行を強制するよりも、ユーザ各自が切り替えざるを得ないと思える期間を与えた方が不平の声も出にくくなるかもしれないし、Appleも逐一説明する必要は生じないかもしれません。
macOS 10.15リリース後の1〜2年間が緩衝期間。
来年秋リリースが予想されるmacOS 10.16で新環境の提供開始、その翌年のmacOS 10.17で完全移行、そんな感じかもしれませんね。
((*´艸`)。oO(もしかしたらmacOS、iOSの境目も消えてAppleOSとかになったりしてネ)
だとしたら来年の秋、再来年の秋はハードウェア的にも劇的な変化が並行して起きるかもしれませんよ。例えばMacのCPUがIntelからApple製になる、みたいな。
Music.appは……
Apple Music Storeはストリーミング配信のみという思い切った采配を振るってくるかもしれないですね。それなら楽曲管理用としてもiTunes.appは不要で、むしろ音楽管理に特化したMusic.appの方が使いやすそうですし、知らんけど。
ブックも映画も同様に、ローカル保存は単なるオプション的存在になるかもしれません。全てがクラウド(ストリーミング系)に。
ただそれだと、例えば特定の楽曲がApple Music上での配信を停止した際に何かと問題が起こるでしょうから、そこはApple的な解決策を用意しておく必要はありそうです。