MacRumorsなどによると、Apple Thunderbolt Displayの生産はすでに終了しており、抱えている在庫が捌けた時点で販売を終了するようだ、とのこと。
最初は "噂" レベルのニュースでしたがその後Appleが公式にこれを認めたため、現在販売されているApple Thunderbolt Displayの販売終了が確定となりました。
でも、どうやら現行モデルの販売終了は確定でも、これすなわちApple純正ディスプレイの消滅（撤退）を意味しているものでもなさそうです。
GPU内蔵ディスプレイを開発中
同じくMacRumorsによると、AppleはGPUを内蔵する新しいディスプレイを開発している模様。
この噂はWWDC 2016開催直前に流れ始め、もしかしたらWWDCの基調講演で発表されるのではないかという期待を集めていましたが、結果的には触れられることなく「単なる噂だったか……」とみられていました。
がしかし、発表こそなかったものの開発が行われているのは事実（？）らしい。
Thunderbolt Display takes dirt nap as expected. Sources telling me next-gen display will indeed have integrated GPU https://t.co/kx6n0vQGMf
— John Paczkowski (@JohnPaczkowski) 2016年6月24日
現行モデルをディスコンとしたのだから、そう遠くないうちに新しいAppleの純正ディスプレイが出てくる可能性が再び出てきたわけだけど、Appleの声明文には……
Macユーザーにとっては、多数の素晴らしいサードパーティー製ディスプレイがある
という記述もあることから、Apple Thunderbolt Displayのディスコンから新ディスプレイの登場までそれなりに時間が空くことを想定している、というふうにも読めます。
いつ、どのような形で、いや登場するかどうかも定かではありませんが、Mac本体の性能に大きく左右されることなく高性能な描画が期待できるGPU内蔵のディスプレイというものには興味が湧いてきます。
まあ、いずれにしてもいくら円高が進んだとしてもそう簡単に買える値段にはならないでしょうけどね (^◇^;)
27-inchの5K対応、GPU内蔵ともなれば150,000円とかしそうじゃない？
