一昨日、2022年6月15日をもってMicrosoft Internet Explorerが約28年の歴史に幕を下ろしました。
Mac用のInternet Explorerは17年前の2005年でサポートが終了していますが、その当時は私も一定期間はInternet Explorerユーザでした。
そこで、これまでどんなウェブブラウザを使ってきたか……パソコン(Mac)を使い始めた頃の遠い記憶を探りながら簡単に書いてみたいと思います。
いや、でも、ほんと、昔すぎて思い出せないこと多すぎ問題😅
- Netscape Navigator / Communicator
- Internet Explorer
- Camino(カミノ)
- Opera(オペラ)
- Vivaldi(ヴィヴァルディ)
- Sleipnir(スレイプニル)
- Kinza(キンザ)
- Safari(サファリ)
- Firefox
- Google Chrome
- Brave Browser(ブレイブブラウザ)
- iCab(アイキャブ)
Netscape Navigator / Communicator
私がWebブラウザというものに初めて触れたのがNetscape(ネットスケープ)で、当時はMac OS 7.5(和名:漢字Talk 7.5)だったかな。
Navigator(ナビゲーター)はWebブラウザ単機能のアプリケーションで、Communicator(コミュニケーター)はNavigatorにメール機能とHTMLエディタ機能を加えたアプリケーションスイートでした。
のちにWebブラウザ単機能アプリケーションとしてNetscapeという名前で再デビューというか仕切り直しが図られましたがそのわずか数年後に終焉を迎えます。
ちなみに私はNetscape Communicator 4.7からInternet Explorer for Macに移り、IE for Macの終焉と同時に再登場したNetscapeに一旦戻りましたが、その後は……以下に続く。
Internet Explorer
Netscape Communicator 4.7(だったかな?)以降開発が頓挫したような形になり、その間隙を突くようにInternet Explorerが勢いを増して来ていたので乗り換え。
機能や見た目も良かったことに加え、良くも悪くもInternet Explorerの独善的な機能に頼ったウェブサイトが増えていたこともあり、そういう意味ではIEへの乗り換えは半ば必然だったような時代でもありました。
▶︎ Internet Explorer - Wikipedia
Camino(カミノ)
NetscapeやFirefoxと同じMozillaのGeckoエンジンを採用したウェブブラウザで、Mac OS X専用の設計だったことも相まって非常に高速で動作するのが最大の特徴。実際、当時のFirefoxと比べても遥かに高速だったためSafariが実用に耐えるレベルに育ってくるまではCaminoが私のメインブラウザでした。
Opera(オペラ)
メインブラウザ選びに迷走していた頃にOperaに手を出したことがありましたが、Mozilla系ともInternet Explorerとも違う使い勝手に戸惑うばかりでどうしても慣れることができませんでした。
僕にとっては、悪くはないけど使い続けたいとは思えないブラウザでしたね。
Vivaldi(ヴィヴァルディ)
Operaの流れを汲みつつ、Google Chrome的な拡張性も併せ持つ軽量動作のブラウザです。使い勝手は悪くはなかったのですが、なんかこういまひとつ肌に馴染まない感じがあったのか結局のところ常時使用するアプリケーションとしては定着しませんでした。
なんだろうね……やっぱりOpera臭が原因なのかなぁ……(謎)
▶︎ Vivaldi (ウェブブラウザ) - Wikipedia
Sleipnir(スレイプニル)
Safariをメインとしつつ、サブのブラウザを並行使用することが多々あるのでその候補のひとつしてSleipnirを使っていたこともありましたが、Macユーザの悲しい性というか宿命というか、Win/Mac共同提供アプリにありがちな『Mac忘れられがちな件』に直面したため継続使用を断念。
Kinza(キンザ)
こちらも同上の理由から一時期サブブラウザとして使用していましたが、ゴニョゴニョとした大人の事情も相まって開発終了ということに。ただ、仮に開発が継続されていてもサブブラウザとして使い続けることはなかったかも知れません。悪くはなかったけどね、良くも悪くも独特的すぎたかな……僕には😅
Safari(サファリ)
言わずと知れたApple純正(Mac専用)のWebブラウザ。登場当初は総合的に見たら他社製ブラウザの方が優れていると言わざるを得ませんでしたが着実に成長を続け、Mac OS X 10.4 Tigerの頃からだったと思いますが、私のメインブラウザとなり現在に至っています。
Firefox
遡ればNetscapeが先祖に当たるFirefoxは、今となっては説明不要でしょう。私の環境ではサブブラウザとしてトップの稼働率です。
Google Chrome
私の環境では一時期サブブラウザの中でのトップ選手だったんですが『メモリ食い過ぎ問題』と『数時間使っているとTweetDeck (web) が激重になる問題』に直面してしまい、今では必要な時以外は起動しない扱いに……。
Brave Browser(ブレイブブラウザ)
TweetDeck (web) 専用として、Google Chromeの座を奪って今の私の環境ではサブながら常時起動しているWebブラウザです。
個人的には要らない機能が多いのが邪魔なのですが、動作が軽いところが何より気に入っているので当分は使い続けることになると思います。
iCab(アイキャブ)
アイなんちゃらな名前がApple純正っぽく見えますが関係ありません。
とてつもなく地味な存在ですが、実はMac OS>Mac OS X>OS X>macOSと非常に長きにわたり開発・提供が続けられているMac専用のWebブラウザです。
と言いつつも実はまだ一度も使ったことがないのですが、こんなに長いこと続いているということは熱烈な支持者は少なくないってことなんだと思います。
今度試してみようっと。
関連品をショップで探してみる