macOSのSafariに表示されているページをGoogle Chromeなど別のブラウザで表示させたい(Safari上のURLを別のブラウザに渡す)、或いは逆にGoogle ChromeなどSafari以外のブラウザに表示されているページをSafariで表示させたい(SafariにURLを渡す)方法です。
Safariで簡単な設定変更をする必要はありますが、それ以外に何かアプリや機能拡張を入れなければならないといった準備は一切必要ないのでお手軽です。
Safariから別のブラウザへ
Safariで表示されているWebページをGoogle ChromeやFirefoxなどの他社製ブラウザに表示アドレスを渡す方法です。
これにはSafariの設定変更が必要なので以下の手順を行います。
Safariの設定を変更
- 環境設定を開く
- "詳細" タブを表示
- 一番下の「メニューバーに "開発" メニューを表示」にチェックを入れる
これだけです。
別のブラウザへ渡すには?
- Safariで任意のWebページを開く
- Safariの "開発" メニューを開き、"ページをこのアプリケーションで開く" に羅列されるブラウザから、URLを渡したいブラウザを選ぶ
これだけです。
たったこれだけで、URLのコピペなどをせずともSafariで表示されているWebページを別のブラウザに渡せるようになります。
ポイント
この一覧に載るWebブラウザは『Macにインストール済みのもの』で、起動ディスクが複数ある場合はそれらにインストールされているものも検出されます。
(´-`).。oO(上の画像でFirefoxやGoogle Chromeが複数あるのはそのため)
別のブラウザからSafariへ
厳密に言うと「別ブラウザから "デフォルトWebブラウザ" に」渡す方法です。
従って、初期状態の "Safari" から別のWebブラウザに変更してある場合はそのWebブラウザにURLが渡されます。
以下、Safariが設定されているものとして説明します。
Google ChromeやKinzaなどの系列ブラウザの場合
以下の手順によりSafariにURLを渡せます。
- Google Chromeで任意のWebページを開く
- Google Chromeのアドレスバーに表示されているURLを全選択
- 右クリックで表示されるメニューから "サービス>URLを開く" を選択
これだけです、簡単ですね。
Operaの場合
サービスメニューの在り処が違うので以下の手順を踏みます。
- Operaで任意のWebページを開く
- Operaのアドアレスバーに表示されているURLを全選択
- 画面左上のOperaメニューから "サービス>URLを開く" を選択
Firefoxの場合
FirefoxもサービスメニューはOperaと同じところにありますが、こちらには "URLを開く" またはそれに類するメニュー項目がありません。
つまりGoogle Chrome系と同じ手は使えず、かつ機能追加することなくURLを渡すという手段がないということ。
従って、Firefoxの場合はアドレスのコピペをするとか、機能拡張など別の手段を使う必要があるようです。
もしGoogle Chromeなどと同じくサービスメニューからURLを渡す方法をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください m(_ _)m