macOS Big Surのディスクユーティリティ.appで、Time Machineに使用してるHDD(APFSフォーマット)をFirst Aidにかけても検証(修復)出来ないと表示されます。
気がついたのは当方の環境ではmacOS 11.3か11.4の頃と割と最近から(それ以前にも発生していたかは未確認)。
ディスクユーティリティ.appのバグ?
AppleやMacRumorsのフォーラムを覗いてみてもこれを『ディスクユーティリティ.appのバグ』とする見解で概ね一致しているっぽいです。
ただ、これが単なる表示の不具合(検証はできているけど、失敗と表示されてしまっている)なのか、表示にある通り検証に失敗しているのかは不明。
Appleのフォーラムにもあり、当方からもAppleにはこの件は報告済みですが、現時点での環境(macOS 11.5 Beta, build 20G5033c)でもこの問題は解消していません。
Recovery Modeで実行すれば問題なし
リカバリーモード下のディスクユーティリティ.appを使えばこの問題は発生しませんので、どうしても気になる方はリカバリーモードでFirst Aidを実行して下さい:
リカバリーモード:
- Macの電源を入れる
- 直後に[command]キーと[R]キーを押しっぱなしにする
- Appleロゴが出て、プログレスバーが進み始めたらキーをはなす
通常の起動より時間が掛かりますが焦らず気長に待ってて下さい。
リカバリーモード下でディスクユーティリティ:
- メニューバーからディスクユーティリティを選択
- 検証するディスクを選択して実行(通常時と同じ操作手順)
検証が終わったらディスクユーティリティを終了し、メニューバーから再起動を選択(システム終了でもOK)
再フォーマットしても解決せず
ダメもとでTime Machineに使用しているHDDを消去し、改めてAPFSでフォーマットし直した状態で使ってみましたが、状況は改善されませんでした。