Macお宝鑑定団Blogさんが新型のiPod touchが開発されている可能性について報じています。
複数のAppleサプライヤー関係者の話からそのように推測できるとのことで、製品仕様など細かいことに関しては(そもそも本当に開発中なのかも含めて)不明です。
5年後の世界を目指せているんだろうか
最近のAppleに対する私個人のネガティブイメージは過去に何度も書きました。例えばこれとか……
これとか……。
かつては何を(良い意味で)やらかしてくれるのか読めないAppleが楽しくて、いまみたいにリーク垂れ流しじゃなかったら各自が限られた情報をもとに勝手に妄想を楽しんで、全く予想外の製品が登場したことに戸惑ったり歓喜したりしたものです。
でもね、今のAppleにはそれが無いよね。
ワクワクが無いんだよね、夢が無いの。
1年先は見ているかもしれないけど、5年後を見ているようには思えないの。
そう思わせる「なにか」が伝わってこないんだよね。
という件については、いずれ機会があれば書こうと思ってます。
手詰まり感が漂う……
そんな中、MacBook AirとMac miniが数年の沈黙を破ってアップデートでしょ。
で、昨年末にはiPad mini 5(仮)の復活の噂。
んでもって今度はiPod touchですよ……Apple公式サイトの上部メニューから『iPod』が抹殺されているにも関わらず、ですよ。
なんかさぁ、過去の資産に救いを求めているように見えちゃうんだよね。
ほら、テレビ局とかでさ視聴率が芳しくない時に過去の人気ドラマの続編とかリメイク版とか作って放送することあるでしょ。
相棒とか科捜研の女みたいなロングランなシリーズのことじゃなくて、忘れた頃に復刻される類のやつ。
こういうのって割と高い確率で『コケる』ことが多い気がするんですの。
雑な言い方をするとドラマのタイトルを『釣り』にして衆目を集めようとするその発想がすでに貧困なもんだから、タイトルの宣伝と豪華なキャストを揃えることばかりに専念して肝心要の台本と演出に全然熱量が込められていなかったってやつ。
今のAppleがとっている販売戦略にどれだけ深い戦略が仕込まれているのかは見当もつかないけど、少なくとも表面的にはこういう復刻ドラマと同じ轍を踏む、そういう道を選んでいるようにしか映らない。
そんな愚かな、先を見据えていない戦略でないことを願うのみだけど、もしiPod touchのアップデートが本物で、でもただ単に更新されただけでApple Watchとの連携も取れないとか閉鎖的なアップデートで終わるようなら……ね、もう、あれだよ。