Apple IDのアカウント設定情報確認を求める偽メールです。
以下、当該メールを晒しますので参考にしてください。
件名:お使いのApple IDがロックされます。2018年11月20日
事例としては以前紹介したケース(13)に似ていて、見た目の体裁こそ違いますが内容的にはほぼ同じ。
以下に文面を転載しますが、文中のリンクは全て見た目を似せたダミーに置き換えてあるので転載文内のリンクをクリックしても何も起こりません、ご安心を。
----------(ヘッダ)----------
- 差出人: Apple ID ジャパン <bismillahlancar@petrogas-group.com>
- 件名: お使いのApple IDがロックされます。2018年11月20日
- 日付: 2018年11月20日
----------(本文)----------
お使いのApple IDがロックされます。
私たちはあなたのApple ID情報があなたのアカウントをA維持することを確認する必要があります。
私たちは、あなたのアカウント情報の一部が正しくないことをお知らせしたいと思います。
ケース番号:2018年11月20日
下のリンクをクリックしてアカウント情報を確認してください。 :
アカウントの確認
私たちは24時間以内にあなたからの応答を受信しない場合は、アカウントがロックされます。
Apple サポート
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主な識別ポイント
メールアドレス
差出人としてApple ID ジャパンと表示されているところにマウスを持って行くと、"Apple ID" が "Apple ID ⋁" のようになり横に小さな記号が出てきます。
ここをクリックすると差出人のアドレスが表示されるので確認して見ましょう。
(´-`).。oO(今回の例では既にアドレスが表示されていますが、偽装表示の場合もあるのでこの方法で確認)
これまでの事例でも全てそうですが、本来なら @apple.com として届くはずの公式メールですが全く違うドメインから送られてきていることがわかります。
本文
セキュリティに関してAppleからメールが来るとしても、カタコトの日本語で送られてくることはありません。
ケース番号も偽メールによくあるフォーマットですが、番号と言っておきながら年月日しか書いてこない脇の甘いメールは珍しいかもしれません、笑
基本を押さえておけばほぼ危機回避可能
以下のエントリにまとめておきました、ご一読を。