Safariやメール、もちろんFinderも含めてウインドウスクロール時に表示されるスクロールバーですが、ほとんど知られていないプチテクニックがあります。
年に何度もないことだと思いますが、知っておくと "その時" だけは一瞬煩わしさから解放されるのでちょっとだけ幸せ気分が味わえます(かどうかは知らないけど)
スクロールバーの設定とは
スクロールバーを扱う時の挙動はシステム環境設定>一般の中にあります。
ウインドウの右、あるいは下に現れるスクロールバーをマウスなどでクリックした時にどういう動作をするか、をここで設定します。
例えば縦に3画面分の長さがあるウインドウの先頭が表示されているとして、ウインドウ右側に表示されるスクロールバーの余白のうち一番下付近をクリックしたとすると:
- 次のページの移動:1回目のクリックで1画面分スクロール(2画面目あたりを表示)、もう一度クリックするとさらに1画面分スクロールして3画面目を表示
- クリックされた場所にジャンプ:1回目のクリックでページの最後の方まで一気にジャンプ
という動きをします(実際に試してみた方が解りやすいです)
どちらの挙動が好みかは人それぞれ。
optionキーを押すと設定とは逆の動きに
さて問題のプチテクニックですがそれが表題にある通り[option]キーで、このキーを押しながらスクロールバーをクリックすると設定とは逆の動きをするんです。
つまり "次のページへ移動" と設定してあっても、[option]キーを押しながらスクロールバー(の余白)をクリックするとクリックした場所に "ジャンプ" します。
"クリックされた場所にジャンプ" と設定してあっても、[option]キーを押しながらクリックするとヌルヌルっと1画面ずつのスクロールに変わります。
出番の少ない操作方法だと思いますが、知ってると意外と使うようになるかも?