日本時間3月22日未明に行われたAppleスペシャルイベントにて、以前から噂されていた通りiPad Proの小型版(9.7-inch)と、2〜3世代前のiPhoneと同じ大きさに回帰したiPhone SEが発表されました。
両製品とも注文は2016年3月24日から。
iPad Pro(9.7-inch)
正式名称としては昨年発売された大きい方が「12.9インチ iPad Pro」で、今回発売された小型の方が「9.7インチ iPad Pro」のようです。
中枢には12.9インチ、9.7インチともにApple A9XチップとM9コプロセッサが使われていますが、カメラは12.9インチ版が8メガピクセルiSightカメラであるのに対し、9.7インチ版は12メガピクセルiShightカメラを搭載するなど、後発らしいスペックアップが図られている部分も見られます。
9.7インチ iPad Proのモデルラインナップ*1は以下の通り
- 9.7インチ iPad Pro Wi-Fi:32GB(66,800)、128GB(84,800)、256GB(102,800)
- 9.7インチ iPad Pro Wi-Fi + Cellular:32GB(82,800)128GB(100,800)、256GB(118,800)
なお今回の9.7インチ iPad Proの登場に伴い、従来のiPad Air 2ではモデルラインナップが16GBと64GBの2モデルに整理されています。
価格はiPad Air 2 Wi-Fi版が44,800円〜、iPad Air 2 Wi-Fi + Cellular版が58,800円〜となっていて、64GBモデルで比べると9,000円の値下げが行われています(iPad mini 4は現状維持)
A9を携えて4インチiPhoneが帰ってきた
正式名称は噂通りの「iPhone SE」。
製品の性格上位置付けは違うのかもしれないけど、個人的にはiPhone 6cでも良かったんじゃないかと思ったり思わなかったり (^_^;)
画面サイズ、筐体サイズ的には2〜3世代前のiPhone 5/5sと同じですが中枢はApple A6/A7からApple A9に変わったことで性能は大きく向上、また内蔵カメラも8メガピクセルから12メガピクセルのものに変更されています。
iPhone SEのモデルラインナップ*2は以下の通り
- iPhone SE:16GB(52,800)、64GB(64,800)
カラーバリエーションはiPhone 5sの頃のシルバー、ゴールド、スペースグレイの他に、iPhone 6sなどで追加されたローズゴールドの4色が設定されています。
ちなみに執筆時点での為替レートは112円/ドルですが、対日Appleレートは約132円/ドルに設定されているようです(52,800円 ÷ 399ドル)
余談ですが対中Appleレートは約8.2元/ドル(3,288元 ÷ 399ドル)で執筆時点での為替レートは約6.5元/ドルなのでこちらもかなり高めに設定されているようで……日本が特別高く設定されているというわけでもなさそうです(良かったw)