元々あった場所とは違う場所に復元したい場合のプチテク
例えばデスクトップに保存してあったファイルを間違えて捨ててしまったことに後から気づいて復元するような場合、Time Machine からそのファイルを探して[復元]ボタンをクリックすれば取り戻せますよね。
Time Machine の画面右下にある[復元]ボタン
このとき、復元されるファイルは元々あった場所に復元されます。書類フォルダに保存されていたファイルなら、復元先も書類フォルダの中。Time Machine と言うくらいですから、時間が巻き戻されて本来あった場所に復元されるわけです。
ただ、場合によっては元々あった場所とは別の場所に復元したい場合もあるかもしれません。ダウンロードフォルダにあったファイルをデスクトップに復元したいとか。
そんな時のために以下の操作方法を知っておくと便利です。
Time Machine 内ファイルの復元先を指定するには?
OS X Finder の操作ではド定番!
何かしたけりゃ迷わず 右クリック!m9(`・ω・´)っ ビシッ!
すると下図のようなコンテキストメニューが開くので "〜を復元..." を選びます。
復元したいファイルを右クリック
選択すると Time Machine の復元アニメーションが発動しますが、そのまますぐに復元とはならず次にこのウインドウが現れるので……
ここで復元先を選択
上の例ではユーザフォルダ内の ライブラリ/Dictionaries にあった "NADの顔文字辞書7.5" というファイルを、本来とは別の場所となるデスクトップに復元するように操作しています。
→ キャプチャのタイミングを間違えたので選択ウインドウ内には既に復元済みの NADの〜 が載ってますが( ̄∇ ̄)ゞ
復元先に同名ファイルがある場合は両方残すか一方を残すかを選択することができますが、こういう場合とは別に『すぐに上書きで置換されるのはちょっと困る……』ような場合にこの復元方法を知っていると割と重宝します。特に例示したようなシステムに関係しているファイルの復元なんかには有用かも。