りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

iTunes+Tablet Mac?

 

にわかに現実味を帯びてきたタブレット型Mac、キラーアイテムはiTunes?

過去何度かタブレット型Macに関する噂を紹介しましたが、個人的に特に根拠もなく『まだ早い (出るとしても来年の秋以降か?) 』という風に見ていたのですが、週明けからいきなり『今秋にも登場か?』という流れになってきています。

ITmedia Newsなどが伝えるところによると、Appleは現在大手音楽レーベル各社と新しいデジタルアルバムフォーマットの開発に取り込んでおり、このフォーマットは9月に投入予定のタブレット型Macと併せてリリースする予定でいるらしい、とのこと。

音楽レーベル各社と開発している新しいデジタルアルバムフォーマットの詳細は不明ですが、iTunes Store (オープン当時はiTunes Music Store) の登場によって急激に売り上げが落ちる一因となった『アルバム販売不振』の打開を試みるものとのことです。

新しいフォーマット、つまりは新しい販売方法ということになると思いますが、例としてあげられているのはアルバム限定の特典をつけるというもの。現在でもアルバム購入じゃないと手に入らない楽曲はありますが、それ以上のプレミアとして例えば収録中の模様や、あるいはアーティストのインタビューなど、言ってみれば「DVDの特典映像」的な付加価値を付けられるようにしようじゃないか、ということらしいです。

アルバム単位での売り上げが伸びるのはアーティストにとっても歓迎すべきことのようです。アルバムとは元来、曲順から曲間の秒数に至るまで様々な要素に拘った一つの作品であって、そこにはアーティストの拘りや思想、メッセージといったものがアルバムそのものに込められています。にもかかわらず、楽曲単位でアルバム収録曲を買われるというのは、アーティストにしてみれば体の部品をもぎ取られるかのような痛みを覚えるらしく、未だに単品販売を頑に拒むアーティストも少なくありません。一部の消費者は『選択の自由を奪われる』というへ理屈をこねるかもしれませんが、音楽はそもそも「物」ではなく「作品」なのですから、制作サイドに敬意を払った買い方をするのが本当は望ましいんじゃないかと思います(まあ、中にはそれを逆手に取ってあくどい商売をするレーベルもありますが)。

あ、話が逸れた^^;

で、タブレット型Mac。登場は今年の9月か10月とされています。おおざっぱに言えば10-inchモニタのiPod touchという雰囲気のようで、3Gモデム搭載だとか、あ、だとか、へ、だとか言われていますが(雑でごめんね)、これがなんでiTunesの話とセットになるのかが皆目見当もつきません。裏を返すと、このiTunesの新しいアルバムフォーマットはタブレット型Mac用の機能、とも読めてしまうからです (単にわたしの読解力不足なんだろうけど)。

それともう一つ気になるのが発売時期。9月には肝いりの新OS「Snow Leopard」をリリースすることになっているのに、あえてそれに重なるタイミングでこれほどインパクトのある製品を送り込んでくる可能性があるのか、ということ。年末商戦のことを考えれば確かにこのくらいの時期になるのだろうということは分かるのですが、それにしてもタイミング的にあまりよろしくないような気も…。

果たしてどうなんでしょうね。この噂に従うなら9月よりも10月の方が可能性が高いような気がしますが、個人的には冒頭でも述べたように来年以降のような気がするんですけどね (やっぱり根拠なし/汗) 。

【ネタもと】
ITmedia News|Appleの「新たな音楽アルバム」、Macタブレットと一緒に9月立ち上げか