"システム環境設定>ユーザとグループ" と進むと丸く描かれているユーザごとのアイコンが表示されています。
このアイコンにマウスポインタを載せると "編集" の文字が浮かび上がり、クリックすることで任意のユーザアイコンに変更できるのはご存知の通り。
"デフォルト" にはmacOSにあらかじめ用意されているイラストなどが収められており、"カメラ" を選んだ場合はMacのカメラが起動して撮影することができます。
ここで "写真" を選ぶとmacOS標準の "写真.app" に保存されている写真がずらっとサムネイルで表示されて任意の写真を選べるようになっているのですが、いつまで経っても写真が出てこない場合があります。
そんな時には以下の設定を疑ってみてください。
写真.appの環境設定を確認する
写真.appで "環境設定>一般" を開くと表示される画面に[システムフォトライブラリとして使用]と書かれたボタンがありますが、このボタンがグレーアウトしていない状態になっていませんか?
このボタンが押せない状態(=グレーアウト)になっていないと、先のシステム環境設定でのログインアイコン選択ウインドウには写真.appの画像は出て来ないのでこのボタンをクリックして有効(グレーアウトした状態)にして下さい。
複数ライブラリを使用している場合
写真.appでは複数のライブラリを管理することができるようになっていて、例えば人物写真のライブラリと風景写真のライブラリという感じにライブラリの使い分けが可能。
複数のライブラリを使用している場合でも、システムフォトライブラリに指定できるのは『どれかひとつだけ』なので、例えばログインアイコンに使いたい写真がライブラリAに入っている場合は:
写真.appを "ライブラリA" で開き環境設定で "ライブラリA" をシステムフォトライブラリに指定する
ことが必要になります。逆を言うと:
写真.appで "ライブラリB" がシステムフォトライブラリに指定されていると、ログインアイコンの写真選択画面には "ライブラリB" の写真しか出て来ないので、"ライブラリA" に入っている目的の写真は出て来ない
ということです。
ちょっとややこしく聞こえるかもしれませんが、複数ライブラリを使い分けできている人であれば1〜2度試してもらえれば「なるほど、そういうことね」とすぐに理解できるかと(^-^;