新型コロナウイルス(COVID-19)の流行を受け、AppleはMacやiPhoneの手入れ方法として「アルコール消毒」を追加(解禁)しました。
ただし、従来の方法でも同じことが言えますが『精密機器』であることを踏まえた上での取り扱い方になるので、そこのところは早合点しないように。
とはいえ、気を付けることさえ守れていれば故障に繋がる心配はありません。
従来のお手入れ方法
テレビやタブレット、携帯ゲーム機やスマホなどの画面を拭くなら、市販の画面用ウェットティッシュを使うのが一番簡単で安全確実だと思います。
もしわざわざ買うのがバカバカしいなら、水やぬるま湯に浸した柔らかいタオルをしっかり絞って拭き取ればOKです。
MacやiPhoneについても全く同じ。
従来のお手入れ方法のコツ
故障リスクを無くすためにも
水拭きする時はタオルを必ず『しっかりと硬く絞る』のが大事。
市販のウェットティッシュを使う場合でも、もし水も滴るくらいのものだったらしっかり絞り切ってから使うようにしましょう。
タオルなどがビチャビチャだと拭いた時にスイッチの隙間とかスピーカーの穴から水滴が侵入し故障に繋がる恐れがあります。
水の痕が残るのが嫌だ
水拭きしたら間髪入れずに乾拭きするのが最も簡単で効果的。
硬く絞ったタオルを使ってるはずなのでイオンデポジットができてしまうなんて間抜けなことはないと思いますが、いずれにしても乾き切るまでに乾拭きしちゃえば大丈夫。
あるいは、乾拭きが面倒くさければ少し熱めのぬるま湯で拭きます。画面のコーティング剤に悪影響があると困るので『顔を気持ちよく拭ける程度の熱さ』あたりが目安かな?
硬く絞ったタオルでも普通の水だと痕跡が残ることがありますが、お湯だと蒸発が早いぶん痕跡が残り難いので乾拭きの手間を省くことができます。
(´-`).。oO(ワイングラスとか水じゃなくてお湯で洗うけど、あれと同じ理屈ね)
純水で拭くという方法もあるみたいですが、個人的にはあまり意味がない気がします。
絶対にダメ
研磨剤入りの洗剤やメラミンスポンジはコーティングや塗装を痛める(剥がす)可能性があるので然るべき場所に、然るべき方法で正しく使える知識や技術がある人以外は使うべきではありません。
アルコール消毒する場合
個人的には例え新型コロナと言えども従来のお手入れ方法で綺麗に拭き上げてしまえば問題ないと思います。
ただ、拭き掃除に際して手指が汚染されていては意味がないので掃除をする前に一度手指をしっかり洗ってから従来の方法で拭いた方が良いと思います。
それでも心許ない場合は、アルコール入りのウェットティッシュの出番。
iPhoneはアルコール消毒OK、アップルが手入れ方法更新。ただし注意点あり - Engadget 日本版
とはいえこちらもマスクと同様に入手が若干困難な状況(執筆時点)らしいので先述の方法でしっかり拭くようにした方が現実的かもしれないですね。
ちなみに私の場合
これは今回の件に際して、というわけではなく普段からやっているお手入れ方法。
といっても月に1回やるかどうかだし、消毒目的というよりは他のものを拭いたついでなんですけどね(^-^;
今は入手困難気味ですが、薬局薬店に行くと「消毒用エタノール」が売っています。
関連品をショップで探してみる
これを100円ショップなどで手に入る "30〜50ml" 程度の小さなスプレーボトルに小分けにし、必要な時に『ティッシュペーパーに軽く吹きかけてから』拭き上げています。
スプレーボトル 12本セット 詰替ボトル 遮光 空容器 霧吹き(30ml ブルー)
これだと画面拭き以外にも、持ち歩いていれば普段の手指の消毒にも使えるのでスプレーボトルを複数用意しておけばかなり重宝すると思いますよ。
ただし、iPhoneなどの精密機器に直接スプレーを吹き掛けるのはダメですし、同じアルコールだからという理由で酒類を代用しないで下さいね。
勇気があるなら
一定条件を満たしている機種で、鋼の心臓をお持ちの方ならこの方法をどうぞ。
もちろん……
自己責任で!笑