ただのアプリケーションランチャーと思われがちなmacOSのデスクトップにあるDock(ドック)ですが、意外とできることが多いことはあまり知られていません。
そこで今回はそんな機能などをずらずらっと紹介してみたいと思います。
Dockのサイズ調整
無段階調整
Dock上に表示されている境界線にマウスポインタを持っていき、マウスの左クリックを押したまま(プレス)上下に動かすとドックのサイズを変更できます。
段階調整
[option]キーを押しながら同様の操作をした場合はDockのサイズが段階的に変化します。
アプリケーションの登録
通常はアプリケーションアイコンをDockにドロップして登録しますが、起動中の未登録アプリケーション、あるいは最近使用したアプリケーションとして表示されているものを登録したい場合は右クリックから可能です。
Dockから削除
上の画像にある通り、右クリックで表示されるメニューから削除することもできますが、Dockに登録されているアイコンをDockの外にドラッグして[削除]の文字がアイコン上に現れたらマウスボタンを離します。
昔はここで "ぽふっ♪" という効果音と煙のアニメーションが出る演出があったのですが、最近のmacOSではこの可愛らしい演出は削除されてしまいました。
Finderの再起動
Finderの再起動は[option]を押しながらFinderアイコンを右クリックします。
表示されたメニューの一番下に "再度開く" という項目があるのでこれを選択。
アプリケーションではなくFinderの動作に問題を感じた時、Macを再起動するのが一番確実だけどそれではちょっと困る……そんなシチュエーションの時に試してください。
アプリケーションの強制終了
起動中のアプリケーションアイコンを[option]を押しながらクリックすると一番下に "強制終了" という項目が現れるのでこれを選択します。
アプリケーションの動作がおかしくなって "終了(command+Q)" も受け付けなくなった時に試してください。
一時的にブックマークしておきたい
SafariやFirefoxなどのアドレスバーに表示されているファビコンなどの小さいアイコンを、Dockの右側のエリア(ゴミ箱が表示されているエリア)にドロップします。
同様の手順でデスクトップにドロップすると作成されるweblocファイルと同じですが、好みで使い分けてみてください。
Dockに登録済みのフォルダをFinderで開く
[option]と[command]を押しながらDockのフォルダアイコンをクリックすると、一発でそのフォルダのFinderウインドウを開くことができます。
右クリックで表示されるメニューからフォルダを開く操作をするより、ちょっとだけ操作の手間が減ります。
ちなみに[command]だけを押しながらクリックした場合は、そのフォルダを内包する上位のフォルダウインドウが開きます。