3月10日、Appleは従来のMacBook ProとMacBook Airからは独立した新しいラインアップとして12-inch Retinaディスプレイを搭載したMacBookを発表しました。
新しいMacBookはノート型Mac史上最軽量となる920グラムで、厚みはヒンジ付近の一番厚みのあるところでもわずかに1.31cmと、ちょうどiPad Airを2枚重ねた程度の厚さとなっています(最薄部はフロントエッジ側で0.35cm)
12-inchだけどRetinaなので少々お高め
モデル構成はDual Core Intel Core Mの1.1GHzで動作する256GB SSDモデルと、同1.2GHzで動作する512GB SSDモデルの二種類で、前者が148,800円、後者が184,800円に設定されています(共に税別)
カラーバリエーションが復活
このMacBookではMacシリーズとしても久しぶりとなるカラーバリエーションが設けられており、従来と同じ風合いのシルバーに加えて、iPadなどですでにお馴染みのゴールドとスペースグレイの3色から選択可能となっています。
(足掛け)4年ぶりでMacBookブランド復活
MacBookブランドが復活したという言い方は正しくないかもしれないけど、2011年7月を最後に"Pro"でも"Air"でもない"MacBook"は消滅したのでこの名前が帰ってくるのは約4年ぶり。
MacBook Airブランドは消滅する?
ノート型のMacはいずれ全てのモデルがRetina Display仕様に統一されるであろうことは容易に想像できます。
そうなった場合、MacBook Proはラインアップから無印のMacBook Pro(13-inch)が消滅し、それと同時に名称は"MAcBook Pro Retina Display Model"という長ったらしい名前から"MacBook Pro"に戻るでしょう。
だったら、今回のMacBookも見た目は誰が見てもMacBook Airなのだから、単純に"MacBook Air Retina Display Model"として売り出しても良かったはずなのに、そうではなくあえて"MacBook"という名前を与えた。
MacBook Proが十分に薄くなったことも踏まえると、これからはあえて薄さを強調する "Air" という名前を冠する必要は無くなった……と判断したのかもしれませんね。
だとしたら、2008年1月に衝撃的なデビューを果たした "MacBook Air" というブランドが消滅するのもそう遠くない話のように思えてきます。
たぶん、その頃を前後するタイミングで iPad Air という名前も消えるのではないでしょうか。
(´-`).。oO(あるいはApple独自のCPUを積むようになって、名前もAppleBookなどの別名に置き換わる可能性も……?)