個人の好みがあるので万人向けとは言えませんが σ(^_^;)
OS X の日本語入力で使用されている "ことえり" ですが、デフォルトの設定を幾つか見直す事で入力(変換)効率が幾分良くなる工夫を紹介します。
ことえりの環境設定はウインドウ右上のことえりメニューの中にあります。
全く関係ないけどなんでここは "環境設定..." じゃなくて "環境設定を表示" なんでしょうね?
数字は半角入力派なので……
ことえりの環境設定で下図の項目に入っているチェックを外します。
設定が影響するのはテンキーではなくファンクションキーの下列にある数字キー
この設定により全角(かな/カナ)モードのままでも半角の数字が入力されるようになります。ただし記号類は全角で入力されます。
全角入力中に半角スペースを多用するので……
これは設定の変更ではなく、入力の仕方の工夫です。意外と知られていないようですが……
⇧ (shift) を押しながら space
全角モードであっても上記のように叩くと半角スペースを入力できます。半角スペースを入力するためだけに英数モードに切る変える必要がなくなりますので結構重宝しますよ♪
「・(中黒)」よか「/(スラッシュ)」を使うので……
JIS キーボードで日本語入力をしているとき、/ (スラッシュ) キーを叩くと Mac OS X 10.6 までは「/」が入力されていましたが、OS X 10.7 Lion 以降では「・」が入力されるようになりました。
慣れの問題と言ってしまえばそれまでですが、私はどうにも馴染めないので下図のように設定を変更して使っています。
デフォルト(初期状態)では中黒に設定されている
まとめ
入力(変換)効率を高める方法はほかにも色々あります。特に辞書機能の強化はかなり影響があると思うので専門用語を使う機会が多い方はネットを漁ってみて下さい。ことえり用の医学用語辞典など、探すと意外と見つかります。
Windows から OS X へスイッチされた方は変換ルール(キー操作の違い)に戸惑われる方も多いらしいので、そういう方は下図の項目にチェックを入れて使ってみると良いのかもしれません。
余談ですがことえりは一気に打って変換……が基本のようです。例えば句読点までをひと区切りとして変換するようにする事で、単語や単文節で細かく変換して使うよりも誤変換が起こり難くなるそうです。
[お断り]このエントリーは OS X 10.8.4 の日本語環境+ Apple Wireless Keyboard (JIS) の組み合わせを例に作成しているため US Keyboard を使っている場合など環境の違いによっては例示している設定などに違いがあるかもしれません。