ユーザエージェントを変えれば Mac/PC からも簡単に確認可能
ユーザエージェント (UA) の偽装方法を覚えれば、Mac/PC からでも iOS Safari からの見え方を簡単にチェックする事が出来ます。
Safari には UA 偽装機能が標準で備わっているので誰でも簡単に試す事が出来ます。もちろん機能拡張(アドオン)を使うなどすれば他のウェブブラウザでも出来ますが、ここでは "手間要らず" を最優先とするので割愛します。
この "開発" メニュー、デフォルトでは隠されています。Safari の環境設定(下図)から開発メニューを表示するように設定を変更して下さい。
環境設定の詳細タブから、一番下の項目にチェックを入れる(再起動不要)
UA 偽装は変更した時に最前面で開いているウインドウ(タブ)に対してのみ働くので、リンクをクリックして開いた別ウインドウ(タブ)には偽装 UA は適用されません。必要な場合は各ウインドウ(タブ)毎に UA 変更を施して下さい。
偽装した UA はそのウインドウ(タブ)を閉じるか、Safari を終了すると解除されます。変更は保持されませんので必要に応じてその都度 UA の変更を行って下さい。
毎度毎度 UA を変更するのが面倒くさい場合は Sleipnir for Mac を試してみて下さい。こちらは UA を自分でもとの設定に戻さない限り変更した UA が保持されます。
www.fenrir-inc.com※ Mac App Store で配布されている Sleipnir 4 for Mac (Mac App Store 版) には UA 偽装機能は備わっていません
Google Chrome (左) と UA を iOS に偽装した Sleipnir (右)
ただ、Sleipnir for Mac はウインドウ幅を 960 pixel 未満に縮小することが(たぶん)出来ないので、iPhone の縦画面サイズで見たい場合は Safari の方が向いています。適宜使い分けて下さい。
万能ではありませんが、手軽にチェック出来るという点ではかなり重宝します♪