RAMは512MBらしいけど、解放されているのは半分の256MBっぽい?
いよいよ発売になったiPad。あちらこちらでレポートが上がっており、その殆どで「速い!」という声が聞かれますね。速度を左右する要素は一般的に処理能力、つまりCPUの性能とメモリの搭載量。
iPadはiPhone 3GSに比べて約1.6倍、iPhone 3Gとは約7.3倍速い (via MACお宝鑑定団Blog) とのことなのでその仕様が注目されていましたが、蓋を開けてみると意外と大人しいスペックのようですよ。
まずCPU。消費電力との兼ね合いもあるのでしょう、Single Core仕様になっているようで、クロックは1GHzと推定されています。
そしてRAM。こちらはどうやら512MBが搭載されている (via AppleInsider) ものの、実際に使用出来るのはその半分の256MBまでとなっているようです。グラフィックメモリと共有しているからなのか、或はアプリの仕様によって利用可能な領域が広がる仕掛けがあるのかもしれませんが、少なくとも現時点では思ったほどの広大なメモリ領域が開放されているというわけではないようです。
とはいえ、ユーザは実際に「速い」と感じているのは紛れも無い事実。こういう所はさすがにハードとソフトの両方を担っているAppleならではの芸当と言えるでしょう。これは次のiPhoneも期待せざるを得ませんね。もちろんiPod touchも。