りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Apple対Psystar、著作権侵害訴訟で一部和解

 

クローンMacにおける問題でPsystarがAppleに270万ドルの和解金を支払うことで合意

Mac OS Xの使用許諾条件に不適合な製品 (PC) を販売しているPsystarに対して著作権の侵害並びに販売の差し止めを求めていた問題。11月13日にカリフォルニア州の連邦地方裁判所はPsystarの行為は著作権を侵害しているとした略式判断が下されその後の動向が注目されていましたが、AppleInsiderによるとPsystarはこの件に関してApple側に270万ドルの和解金を支払うことで合意した模様だと伝えています。これを受けてAppleはほかに訴えていた4つの案件について自主的に訴えの取り下げを行うとのこと。

ただし今回の和解は『Mac OS Xをインストールした (Apple製以外の) パソコンの販売』に関するものであり、『Mac OS Xをインストール"できる" (Apple製以外の) パソコン』もしくは、『それを可能とする迂回手段の配布』については言及されていないようです。当然ながらこの事案についても争われており裁判所の判断が待たれています。

それにしてもPsystarに2,700,000ドル (約230,000,000円) もの大金を工面する能力があるのかしら?

やっぱりライセンス条項は守らないとね。むかし某Q&A板で「シングルライセンス版を複数のMacに入れることは可能か?」という質問に対して「ライセンス違反だからファミリーパッケージを買って下さい」とアドバイスしたところ、『金持ちの理屈は聞いてねぇんだ!入れられるのか入れられないのかだけ答えろ!』と逆ギレされたことがありました。『俺は貧乏人だけどライセンスは守るぞ!』と反撃しましたけどね (笑)。

【お詫び】Psystarの綴りを間違えていましたので修正しました