高速化、大容量化、そして何より大きな目玉が『戦略的低価格!』
9月10日、Appleは現行モデルの性能等を大幅に強化した新しいiPod touchを発表しました。OSは同日にリリースされているv3.1を搭載、処理性能は従来比+50%となっているほかOpenGL ES 2.0に対応するなどグラフィック面の更なる強化が図られています。
性能が強化されているのは嬉しい事ですが、驚いたのはその価格設定。これまでのiPod touchは8 GB (27,800円) 、16 GB (35,800円) 、32 GB (47,800円) となっていましたが、今回発表されたものは8 GB (19,800円: ▲8,000円) 、32 GB (29,800円: ▲18,000円) と大幅の値下げ。最上位モデルが47,800円 (32 GB) だったのに対し、今回発表されたものは倍の容量 (64 GB) を持たせているにも拘らず39,800円となっているので、如何に大きな値下げが行われたかが分りますね。
なお、8 GBモデルはこれまでのiPod touchを継続販売する形となり、機能強化が図られているのは上位の32 GBモデルならびに64 GBモデルとなりますのでご注意ください。
また、8 GBモデルは同日に発売開始となっていますが、上位モデルは認可申請中のため日本での発売は概ね一ヶ月ほど後になるとの事です (プレスリリース) 。
*補記:ボディサイズやデザイン、あるいは仕様の面で大きな変更があった場合は2ndから3rdという具合に世代の呼び方が変わりますが、今回のiPod touchでは内部の変更が行われている程度で現行型と比べても決定的な違いが見られないため、もしかすると「3rd Generation」にはならないかもしれません。