OS X Yosemite(10.10.0〜10.10.4)の環境に対してOS X 10.10.5のアップデータが適用できない(されない)といった不具合がごくごく稀に起きているようなので、簡単な対処例を以下に記します。
鉄板:アクセス権の修復
不具合が出たら四の五の言わずにまずアクセス権の修復……というのがMacユーザの常識です(と断言してもいいのかどうかは知らないけどw)
なので、この事案に対しても余計なことは考えずにアクセス権の修復!
アクセス権の修復は、アプリケーションフォルダ内のユーティリティフォルダに入っている『ディスクユーティリティ.app』を使います。
使い方がわからない方はここが参考になるかな?(ちょっと例示画像は古いけど)
▶︎ わかりやすい!簡単!Mac基本メンテナンス アクセス権の修復を実践しよう
アクセス権の修復が終わったら、もう一度ソフトウェア・アップデートを実施してみてください。
大抵はこれで解決しちゃうはずですが、状況に変化が見られない場合は次。
インストーラをダウンロードして使う
OS Xのアップデータはソフトウェア・アップデートを経由しなくても、Appleのサポートページからもダウンロードすることができます。
ソフトウェア・アップデートが思うように機能してくれないので、インストーラをダウンロードしてアップデートを行いましょう。
今回はOS X 10.10.5をダウンロードできないという問題なので、AppleからOS X 10.10.5のアップデータを入手します。
ただし、OS X 10.10.5未満の環境から『なぜか』アップデートできないというトラブルを抱えた上でのアップデートになるため、潜在的な不具合が残る可能性のある通常のアップデータ(差分アップデート)は使わずに、丸っとアップデータが適用されるCombo Update(統合アップデート)を用います。
▶︎ OS X Yosemite 10.10.5 Combo Update - Apple Support (Download)
上記リンクから約2GBの "osxupdcombo10.10.5.dmg" をダウンロードできるので、ダウンロードが終わったらこのファイルをダブルクリッックしてインストーラをマウントし、あとは画面の指示に従ってインストールを行ってください。
もし、いきなりOS X 10.10.5 Combo Updateを適用することに抵抗を感じるようだったら、一つ前のOS X 10.10.4 Combo Updateを適用してからソフトウェア・アップデート経由で10.10.5をインストールするという手もあります。
ダウンロード>インストール>再起動というプロセスを2回踏むことなるのでその分時間はかかっちゃいますけどね (^_^;)
多分、ここまでで紹介した方法でOS X 10.10.5へのアップデートはできるはずですが、それでもやっぱりできないとなると何か大きなトラブルを抱えているかもしれませんので最悪はOSのクリーンインストールをしなければならなくなるかもしれません。