新Mac mini登場に関する噂、とどまる所を知らず…
長いこと噂とは無縁だった(涙)Mac miniですが、Macworld San Francisco '09の開幕が迫るにつれ徐々にその噂に具体性が出てきました。
これまで出て来ている新Mac miniに関する噂は以下の通り。
- NEW!! 新MacBook系と同様、アルミ削り出しの筐体を採用
- NEW!! 筐体はアルミ素材とプラスティック素材の組み合わせ
- NEW!! 筐体デザインはApple TVのような感じ:あまり変わらない?
- NEW!! 光学ドライブの代わりにHDDを増設可能:RAID対応?
- NEW!! 光学ドライブのインターフェイスをSerial ATAに変更
- グラフィックを新MacBook系と同じくNVIDIA製を採用
- RAMの上限を4GBに引き上げ
- ビデオ出力をDVIポートからMini DisplayPortに変更
毎度のことながらあくまでも噂なのでことの真偽は不明(言われなくても承知しているでしょうけど、断っておかないと何かと問題が起きるのでご容赦を)。ただ、個人的にはRAIDに対応するという仕様に些か疑問を感じます。
仮に現行Mac miniの筐体デザインで考えた場合、もし光学ドライブの代わりにHDDを載せられるのであれば、もともとあるディスクスロット(ディスクの出し入れ口)が残ることになります。これはあまりにもAppleらしからぬやり方ではないでしょうか。
あるいは、RAIDを組めるとするならHDDの発熱量は単純計算で2倍になります。NVIDIAのチップセットを採用すればグラフィック関係での発熱量も増えるでしょう。果たしてこの増分をアルミ筐体の採用や冷却系統の再設計で吸収できるのか疑問が残ります。
だったらいっそうのこと(前にも書きましたが)光学ドライブはこの際廃止し、標準仕様ならSATA-2のHDD一台、BTOでSolid State Drive一台、またはSSD二台でのRAIDに対応した方が面白いMac miniになりそうな気がします。
【ネタもと】More versatile Mac mini expected at Macworld@AppleInsider