りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

新Mac miniをMacworld San Francisco 2009で発表か?

 

MWSF '09では新型Mac miniとiPhone nanoの発表がある…のか?

新型Mac mini

現行のMac miniは2007年8月にCPUがCore DuoからCore 2 Duoにアップグレードされてクロックも10%ほど引き上げられたのを最後に一切のアップデートが行われず今日に至っている。状況的にはMac miniは自然消滅の方向に向かっているように見えるのだが、Mac miniならではの有用性を求め続ける人は案外多く、当然ながらそのアップデートを待ちこがれている人も私を含めて結構多い。

もし仮にアップデートが行われるのであれば、2008年10月に登場したMacBookシリーズに搭載されている新しい外部ディスプレイ接続用ポート「Mini DisplayPort」を搭載してくるのはまず間違いないだろう。CPUのクロックアップも考えられるが、頭脳ばかりがでかくなっても足下が貧弱なままでは意味がないので、新型MacBook並みの足回りの強化をしてくることも十分に考えられる(そうしてもらわないと困る)。となれば、必然的にグラフィックの強化が施されることも期待できるだろう。

面白いのは光学ドライブが廃止されるのではないか、と推測する向きがあること。既にMacBook Airでは光学ドライブを廃止している実績があることを考えると、コンパクトであることが魅力の一つであるMac miniから光学ドライブを廃止することで更なる小型軽量化を目指すことも可能だろうし、ダウンサイズをしなくても光学ドライブを廃止することによって生まれる空間をグラフィック部品、あるいは増設RAM用の空間へと転用することもできるだろう。

前途が一切不明なMac miniだが、そろそろアップデートしてほしいものだ。しかし、考えようによってはもし今回アナウンスがなければ自然消滅の道を辿ることになると言えるかもしれない。

iPhone nano

詳しくは触れないが、最近イベント前のリーク情報(とされる)記事を頻繁に掲載し始めている某噂サイトがMacworld San Francisco 2009でiPhone nanoらしきものが出る可能性があると報じており、それ用の保護ケースとおぼしき画像も掲載している。

しかし、私自身はこの情報は眉唾物、というかガセであると感じている。まず「3G非対応」という情報が載せられていること。iPhone 3Gが売れている中、いまさら3G非対応の端末を出すことに意味を見いだせない。次に「nano」という形。つまりはダウンサイズを行うということだが、nanoと名乗るくらいだから2/3程度のサイズになりそうな気がする。しかし、それではタッチインターフェイスで操作するのにはいくつもの困難が生まれるだろう。通常操作はもちろんのこと、3.5"モニタですら使いにくいと感じている人がいるフルキーボードがさらに小さくなるであろう所に大きな疑問を感じずにはいられない。

確かにiPhone 3Gを大きいと感じる人は少なくないだろう。しかし、ケータイとは違うiPhoneとのつきあい方がわかればわかるほど、このサイズが理にかなっていることに徐々に気づく。nanoはこの魅力に背を向けた製品になると思わないだろうか…。

ところで、開幕まで後3週間と迫っているMacworld San Francisco 2009だが、未だに基調講演参加者のリストにSteve Jobs CEOの名前が無い…。次期OS「Snow Leopard」や上記製品の発表があるのか気になるが、それ以上にJobs CEOが登壇するのか微妙な情勢になってきているのがもっと気になる…。