次のMacBookはIntel純血ではないかもしれない…
ぽつぽつと次期MacBookに関する噂話が出始めて来ており、とりあえず今現在多くで語られているのは新型筐体の存在。『アルミ素材で、MacBook Airのような丸みを持たせた薄型のものになるらしい』というもの。
これだけではMacBookの話なのかMacBook Proの話なのか見当もつかないが、個人的にはMacBook Proの筐体ではなかろうか…と思っていた所に飛び込んで来たのがAppleInsiderが報じた内容(下記リンク先参照)。
平たく言えば、AppleはIntelが提供しているグラフィックの性能(おそらく描画性能や消費電力のことだろう)に不満を持っていて、MacBookやMac miniのようなIntelチップセットを採用しているマシンでもIntel以外のグラフィック環境を組み込んでくるかもしれない、というものだ。
確かにMacBookやMac miniのグラフィック性能はほかの機種に比べると劣る。もちろん普通に使う分には問題なく使えるのだが、グラフィックに高めの負荷が掛かるようなことをすると歴然とした違いが出てくる(それでも使用に支障を来す状態に陥ることはまずないが)。Appleの美意識から想像するとこれはあまり好ましい環境ではないように思える。
またパソコン市場全体がノート型重視になっていることを考えるとバッテリーの持続時間は非常に大きなファクターになるので、Intel製のチップセットが性能に見合わない電力の食い方をしているようなら、これもAppleとしては解消したくて仕方が無い問題であろうと推測できる。
さて、登場が噂されているのは8月の中旬から下旬にかけて。9月に入ってからという説もあるが、どのみち全てが『噂』。どういう結果が待っているのかはApple上層部の限られた人間しか知らないわけで、それまで私たちは漏れ聞こえてくる噂や憶測に耳を傾けながら、ニヤニヤとその日が来るのを待つしかない。
- 【ネタもと】Apple's next-gen Macs to have something special under the hood@AppleInsider
- 【ネタもと】Next MacBook to Include Glass Trackpad, Due in September?@MacRumors.com