ビープ音から馴染みのジャーンまで全7種類
Macintosh 生誕 30 周年の勝手企画として、歴代 Mac の起動音を譜面に起こしてみました。
それぞれを基にして音色を工夫すればそれに近いニュアンスは出ると思いますが、譜面自体がアバウトなので頑張っても完コピにはならないかもしれません。その辺りはお目こぼし頂ければと σ(^_^;)
Macintosh 128K (1984年) など
ポー♪ という単発ビープ音だったんですね。
Macintosh ll (1987年) など
なんとなく物悲しさを感じないでもない味わいのある音。譜割りは同じでもモデルによって音色に多少の違いがあったようです。
Macintosh Quadra 700 (1991年) など
これまでの矩形波系の角張った音から柔らかい音に変わり、ちょっとリッチなサウンドになりました。再現するんだったらストリングス系と尺八のようなアタックを持つ音を組み合わせると似た雰囲気が出るかも。
マイルドな音色に変えると 20th Anniversary Macintosh の起動音にもなります。
Power Macintosh 6100 (1994年) など
起動するたびに不安に駆られそうな不協和音……なぜに。再現するんだったらギターのハーモニクスサウンドを使うのが近いかな?
Power Macintosh 6200 (1995年) など
ダンジョン内の薄暗い雰囲気が似合いそうな荘厳な音色。PM6100 の起動音と同様、不安というか緊張感が煽られる雰囲気が有りますね (^_^;)
Power Macintosh 9500 (1997年) など
今現在 Mac を触っている方々が聞いている起動音と同じですが、現在よりも半音高い音で鳴っていました。Mac の起動音を「ジャーン♪」と表すようになったのもこの起動からだと思います。
現行
和音の構造は同じで先の起動音を半音下げたのが現行の起動音。Intel 系の Mac(一部 Power 系を含む)からこの起動音に変わった……と思います。半音下がった分、少し暗い印象の起動音になりました。
おことわり
冒頭でも記した通り、採譜はかなりアバウトです。譜面に載っていない音階、或は鳴っていないのに載っている音階があるかもしれません。また全てにおいて見やすさを優先してト音記号(ヘ音記号)を使ったため、音色などによっては実音とオクターブが異なる場合もあるかもしれません。ご了承下さい。
実際の起動音を聞きたい場合
AppStore から無料で入手できる Mactracker をお使い下さい。使い方は一昨年のエントリ "歴代 Mac の起動音" で紹介しています。