私の記憶違いでなければ日本のApple公式サイトの整備済み製品のページに "iMac" がラインアップされたのは "Mid 2010" が最後。
アメリカの本家Apple公式サイトにはその後も整備済みiMacは次々と登場していたのに、どういう理由がそこにあったのかは全く不明ですが日本のストアには登場しなくなりました。
たまに思い出したように(買う予定はなくても)整備済みiMacの有無を確認してはいたのですが、いつの間にか確認するのも諦めてしまってはや十数年……
先ほどiPadの整備済み製品でも見てみようかと思ってページを訪れたついでにMacの方も見てみたら……
iMac M1 あるやん!(°_°)
驚いちゃったね、いつの間に帰って来てたんだよ……早く言ってよね、買えないけど←
整備済み製品とは
大雑把にいえば初期不良で戻された商品か、あるいは何らかの事情で受注キャンセルとなったカスタマイズ製品だと思われます。
( ˙-˙)。oO(Appleは商品の出どころを明らかにしていないと思うので私の勝手な推測です)
製品の検査基準は新品同様となっているし、製品保証も新品と同様に1年間の保証がついているのでAppleとしては新品も整備済み製品も品質的には『同じ』という見解だと推察できます。
でもやっぱりそこは出戻り品ですから、新品と同じ価格ではなく1割から2割程度割引された価格設定になっています。
例えば冒頭の画像の整備済みiMacの新品がこちらですが:
新品価格は199,800円(税込)であるのに対し、整備済み製品の方は169,800円(税込)に設定されていますから30,000円安い、ということになります。
大手家電店でApple製品を購入した場合のポイント還元は1%であることが多いと思うので、新品を買って1,998pt還元されるのに比べたら遥かにお得ですね。
整備済み製品で気を付ける点
整備済み製品は先ほど書いた通り『出戻り』が製品在庫となるため、整備済み製品として販売されている商品は基本的に『一点もの』です。もちろん同一製品が複数同じタイミングで戻ってきていれば複数在庫もありえないわけではありませんが……。
また、出戻り品であるがゆえに新品では可能な『カスタマイズ』が整備済み製品では一切できないので、必要とするメモリ搭載量やドライブ容量の条件をクリアした品が登場するのを待つしかないのが購入タイミング等の難しいところ。
ワンランク上を狙えるチャンス
2割近く安く買えるということは当初予算のままでワンランク上の仕様を入手できるかもしれない、とも言えます。
例えば前述したiMac M1は標準の8GBメモリを16GB仕様にカスタマイズすると22,000円UPになるので221,800円(税込)になりますが、もしも16GBにカスタマイズ済みの同製品が整備済製品に出て来たら約19万円(税込)の値付けになると思われますので、8GBのノーマル仕様を買う予算で16GBのカスタマイズ仕様を手にできるということになりますよね?
SSDなどの記憶メディアは外部接続で購入後でも拡張できますが、iMacやMacBook Proなどメモリが基盤に直付けされているような製品は購入後の増設ができませんから、予算変更することなくメモリを増設できる(されている)のは大きなメリットと言えます。
整備済み製品が絶対的な正義とは言いませんが、新品同様の製品保証付き、さらには新品同様にAppleの延長保証にも加入できるので、新品に絶対的なこだわりがない限りは整備済み製品を選ばない手はありません。
以上、参考になれば(^-^;