5月19日、AppleはiMacのステルスアップデートを実施し、27-inch iMac Retina 5K Displayモデルに廉価盤の追加を行いました。
従来の5Kモデルとの相違点は……
- CPU:3.5GHz(上位)- 3.3GHz(下位)
- Storage:1TB Fusion(上位) - 1TB HDD(下位)
- Graphic:Radeon R9 M290X(上位)- Radeon R9 M290(下位)
といったところで、上位モデルの258,800円より20,000円安い238,800円に設定されています。
仕様の差の割に価格の開きが大きくないのは、上位モデルがリリース当初の為替レート(112円/ドル)を維持しているのに対して、今回リリースされた下位モデルは現在の為替レート(119円/ドル)を採用しているからだと思われます(本国での価格差は300ドル)。
この為替レートの差異は製品のカスタマイズ(CTO)にも影響しており、例えばメモリを16GBに増設する場合、上位モデルだと+19,600円であるのに対して下位モデルは+24,000円であるとか、下位モデルを1TB Fusion Driveに変更しただけで上位モデルより高くなってしまうという些かカオスな状態になっています。
もしかしたらこの矛盾を解消するために上位モデルのレートを見直すなんてことが無いとも限らないので、そろそろ買おうと思っていた方は悠長なことを言ってられない……かもしれません。
もちろん258,800円で維持される可能性も十分あり得ますけど (^_^;A
(´-`).。oO(ちなみに同じ119円/ドルだと約27万円になる)
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なお、今回のアップデートを機にiMac 27-inch 非Retinaの上位モデル(ME089**/A)が廃止され、非Retinaの27-inchモデルはME088**/Aの単モデル構成になりました。