1月27日、Appleは"OS X Update 10.10.2"をリリースしました。
このアップデートによる主な変更点は以下の通り。
- Wi-Fiが接続される問題が解決されます
- Webページの読み込みが遅くなる問題が解決されます
- "メール"の環境設定でリモートコンテンツの読み込みを無効にした場合、Spotlightではメールのリモートコンテンツが読み込まれてしまう問題が解決されます
- Bluetoothヘッドフォンを使用しているときのオーディオとビデオの同期が改善されます
- Time MachineでiCloud Driveをブラウズする機能が追加されます
- VoiceOver読み上げのパフォーマンスが向上します
- Webページでテキストを入力するときにVoiceOverが文字をエコーする問題が解決されます
- 入力プログラムの言語が突然切り替わる問題が解決されます
- Safariの安定性とセキュリティが向上します
アップデートのやり方がわからない方は以下のAppleサポート文書をご覧ください。アップデート適用前後にアクセス権の修復を行うことをお勧めします。
Mac で OS X と Mac App Store から入手した App をアップデートする - Apple サポート
Combo Update(統合アップデート)のススメ
本エントリー作成後に確認したところ、OS X Yosemiteでは10.10.0に対してのみCombo Updateが適用可能で、これまでのような同一バージョン、または直前バージョンへの適用が出来なくなっていました。バグなのか仕様変更なのかは定かではありませんが、少なくとも現時点では以下の記事はYosemiteに対しては無効なのでお詫びの上、取り消させていただきます。
通常のアップデートを適用しても微細な不具合が残っている、あるいはなんとなく安定性に欠けると感じた場合はCombo Update(統合アップデート)の再適用をしてみてください。
Combo Updateは通常、幾つかのマイナーバージョンをスキップしてアップデートを行う場合に適用されるもので、OS X Update 10.10.2 ComboならばOS X 10.10.0が適用対象ですが、10.10.1、10.10.2に対しても適用が可能です。
OS X 10.10.1、10.10.2を使用されている場合は以下のリンクからスタンドアロンインストーラをダウンロードして適用します。
【ダウンロード先】OS X Yosemite 10.10.2 Combo Update
Combo Updateの効用については過去記事をご覧ください。