OS X Lion 導入の下準備(?)を含むマイナーアップデータ
6月24日、Apple は "Mac OS X 10.6.8" のアップデータをリリースしました。
リリースされているのは下記の通り。
- Mac OS X 10.6.8 Update:通常はこれを適用する(適用される)
- Mac OS X 10.6.8 Update Combo:v10.6.0 〜 v10.6.6 からアップデートする場合
- Mac OS X Server 10.6.8 Update:Server 版を導入している場合
- Mac OS X Server 10.6.8 Update Combo:Server 版の v10.6.0 〜 v10.6.6 からアップデートする場合
Mac OS X 10.6.8 Update で修正される内容は以下の通り。他のアップデータについては上記リンク先にてご確認下さい。
10.6.8 アップデートは Mac OS X Snow Leopard を使用するすべてのユーザに推奨されます。Mac の安定性、互換性、およびセキュリティを拡張するために、以下の点を含めてオペレーティングシステムの全体的な問題が解決されます:
- Mac OS X Lion へのアップグレードを Mac App Store からできるようになります
- プレビューが突然終了する問題が解決されます
- IPv6 のサポートが改善されます
- VPN の信頼性が向上します
- Mac Defender の既知の変種を識別して取り除きます
アップデートはデスクトップ左上のアップルメニューから「ソフトウェア・アップデート...」を実行するのが確実です。手動でアップデートを行う場合は上記リンク先から適切なアップデータをダウンロードして適用してください。アップデート実行後はアクセス権の修復を行うことをお勧めします。
[参考]
アクセス権の修復を行っても以下の JAVA 関連は修復されません。気持ち悪いですが異常ではありませんので無視して下さい。
System / Library / Java / ...
System / Library / Framework / ...
SUIDファイル:System / Library / CoreServices / RemoteManagement / ... / ARDAgent
なお、これ以外で修復されないエラーが報告される場合は上記リンク先から『Combo』をダウンロードして適用してみて下さい。深刻な不具合でなければこれで直る場合があります。
同日、Server Admin Tools 10.6.8 もリリースされています。Mac OS X Server 10.6.8 へ手動アップデートされる場合はこちらも忘れずにアップデートしておきましょう(Mac OS X Server 10.6 を使われていない方は必要ありません)。
Mac OS X Leopard 用にはセキュリティーアップデートがリリースされています (Client, Server) ので、Leopard を運用されている方もアップデートを掛けておきましょう。