本日よりwatchOS 7.3のリリース候補版が開発者向けに公開されていますが、これに合わせて日本でも簡易心電図機能(ECG)不規則な心拍を通知する機能(IRN)が利用可能になる旨がAppleから正式に発表されました。
いつから使える?
これまでのところ、watchOSの正式版は火曜日か金曜日にリリースされる傾向が見られるのでこの傾向に従えば週明けの26日(火曜日)未明に正式版がリリースされると予想されます。
心電図機能って?
その時の心拍を確認できる心拍モニターとは別で、心電図アプリケーションを利用することによって心電図を記録することができるようになります。必要とあらば記録された情報を医師と共有することも可能なので『これから様子を診る』という診断ではなく、『これまでの様子から診る』というひと段階早い診断を受けることも可能となります。
同機能はwatchOS 7.3と心電図アプリケーションをインストールしたApple Watch 4, 5, 6で利用可能となります(アプリケーションはiOS 14.4にも対応)
不規則な心拍を通知する機能って?
文字通り、本来なら規則的に脈を打っているはずの心拍に乱れが見られた時に通知をしてくれる機能です。
心拍の乱れとは、例えば運動後に脈拍が速くなるといった現象を指しているのではありません。トントントントン……と一定のリズムを刻むべきところを、トントントトト…トン……といった不正なリズムが刻まれることを指します。
専用の監視機器を身につけなくとも、手首に巻いてある時計(Apple Watch)が心拍の様子をモニターしてくれるので余計な負担が掛かることなく異常(の兆候)を察知してくれます。
同機能はwatchOS 7.3をインストールしたApple Watch 3, 4, 5, 6で利用可能となります。
ついでにAmazon.co.jpも覗いてみる?
林信行氏のツイートも参考にどうぞ
以下のツイートからスレッドが立っていますので、以下のツイートをクリックして全体をご覧になることをお勧めします。
【情報解禁】
— Nobi Hayashi 林信行 (@nobi) January 22, 2021
Apple WatchのECG(簡易心電図)と不規則な心拍の通知機能(IRN)、
ついに日本🇯🇵でも利用可能に!
まもなく登場のOSアップデート、iOS 14.4とwatchOS 7.3で利用可能に。
無症状なために発見しにくい心房細動をこの機能で発見したという事例が世界中で数多く出ている実績ある機能です。 pic.twitter.com/tFY9464mt0