iOS 7 からちょうど一年、今回も色々新しくなりました
日本時間の9月18日未明、当初の予告通り Apple は一年ぶりとなる iOS のメジャーアップデート版 "iOS 8" をリリースしました。
新機能の紹介は割愛しますが、駆け足で確認したい方は Apple のナレッジベースに用意されている文書が見やすいと思うのでご覧下さい。
【資料】Apple Support (Knowledge Base) - iOS 8
サーバは大混雑中、特段の理由が無ければ待つのが吉
毎度のことですがメジャーアップデート版のリリースとなると公開直後からダウンロードサーバに尋常じゃないアクセスが集中するためアップデータのダウンロードにとてつもない時間を要します。
具体的には表し難いですが、通常20分程度で済むものが3〜4時間かかるとか、タイミング次第ではもっと掛かるかもしれません。
新しい OS を早く試したい気持ちは解りますが、アップデータのダウンロードに何時間も待たされるのはむしろイライラが募るだけのような気がします。特段の理由が無ければ、今日の夕方または明日以降にアップデートされることをお勧めします。
アップデートの適用に際して
アップデータの適用には以下の二通りの方法があります。
- iOS 端末から直接行う(OTA)
- Mac/PC の iTunes を経由して行う
前者は iOS 8 へのアップデートに使用するファイル群(=アップデータ)を一時的に iOS デバイス上に保管しなければならないため 5GB 超の空き領域を求められます。
後者は Mac/PC にアップデータがダウンロードされるので iOS デバイスの空き容量に対する要求はここまで高くありません。
なお、アップデート適用後の (OSの) 不具合が起きる可能性をできるだけ抑えたいのなら……
- アップデートは OTA ではなく Mac/PC 経由で適用する
- アップデート適用前にデバイスを再起動しておく(おまじない?)
- アップデート適用前に起動中のアプリを全て終了しておく(おまじない?)
……をお勧めします。いずれも明確な根拠があるわけではなく単に私の経験上での話しですが、少なくとも私は上記を実践したことにより iOS メジャーアップデート直後の深刻な不具合には一度も遭遇したことがありません(たまたま幸運続きだったのかもですけど)
各アプリに不具合が生じるのはある意味必然
メジャーアップデート直後は OS とは別に各アプリで様々な不具合が出ることがあります。起動しない、直ぐにクラッシュする、特定の機能が使えない……などなど。
いずれの場合も、その殆どはアプリが『新しい OS に対応出来ていない』から。もう少し正確に表すと、『新しい OS に対応しているアプリにアップデートしていない』のが原因なので不具合が起きるのはある意味必然なのです。
デベロッパさんによって新 OS への対応速度は様々ですが、大抵は新 OS のリリースに合わせる形で対応バージョンをリリースしています。
OS のアップデートを行ったことでアプリの挙動に不具合が出ても短絡的にデベロッパさんを責めることはせず、まずは App Store にて iOS 8 対応バージョンのアップデータがリリースされていないか確認しましょう。
アプリのアップデートを終えたあとに念のため iOS デバイスを再起動させる、というのもいくらか効果がある……かもしれません。これもおまじないレベルですが r(^^;)