例えばイラストや写真などに矢印を書き込んだり四角や円で囲むといった作図をプレビュー.appですることがあると思いますが、[shift]キーや[option]キーなどの装飾キーを併用することを覚えておくと、これまでより少し便利になると思います。
直線・矢印を "45度単位" で操作する
直線や矢印を普通に引くと水平から垂直まで自由な角度で線を引くことができますが、場合によってはキッチリ水平、キッチリ垂直、キッチリ45度(刻み)で線を引きたい事もあるはず。
そんな時は:
- 直線または矢印を描く
- [shift]を押しながら始点または終点を操作
[shift]が押されている間は始点・終点が45度単位でスナップされるようになっているので、容易に水平・垂直・45度の線が引けるようになります。
線や矢印がまだ操作できる状態であれば、適当に斜めに引いてしまった後でも[shift]を押しながら操作することで水平・垂直・45度位置に正すことも可能です。
正方形・真円で描きたい
正方形や真円を描きたい時は:
- 四角形または円を描く
- [shift]を押しながら8つあるどれかの操作点を操作
この操作は範囲選択にも有効です。
四角や円の中心点を軸に拡大縮小したい
四角や円の中心点を軸に拡大縮小したい時は:
- 四角形または円を描く
- [option]を押しながら8つあるどれかの操作点を操作
この操作は範囲選択には効きません。
四角や円の中心点を軸に正方形・真円になるように拡大縮小したい
この場合は前述したコマンドの併用になります:
- 四角または円を描く
- [shift]と[option]を押しながら8つあるどれかの操作点を操作
この操作は範囲選択には効きません。
図形などをまっすぐ移動させたい
一度描いた図形などを中心軸をずらさずに真横などに動かしたい時は:
図形などをグラブ(マウスを押しっぱなし)にしてから……
- [shift]を押しながら図形を移動
ただ動き方にちょっとクセがあるので扱い難いかもしれません。
この操作は範囲選択には効きません。
まとめ
ここに紹介した操作方法はプレビュー.appに限らず、例えばPixelmatorといった写真や図形、イラストなどを扱うアプリケーションであったり、AppleのPagesで図形やテキストボックスを設置した際にも使えるなど汎用性の高いテクニックなので覚えておいて損はないと思います。(一部通用しないアプリケーションもあると思いますが💦)
【参考】