2023年1月4日から車検証がこれまでのA4版用紙からICタグを使用するA6版へと仕様が変わり、ICタグに記録される車検証記載事項の一部は車検証には印字されなくなります。
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日常生活において車検証記載事項が必要になる場面は滅多に無いと思いますが、新車検証に切り替わって以降は必要な情報を得るためにICタグの情報を取得できる環境が必要になります。
情報取得は専用アプリから
スマートフォン(NFC対応端末)
このエントリを作成している時点では以下の環境が対応しています:
- iOS 14, iOS 15(iOS 16も大丈夫だと思いますが現時点で記載なし)
- Android 9, 10, 11, 12
上記機種において、各ストアから専用アプリをインストールして使用。
パソコン(Windowsのみ)
このエントリを作成している時点では以下の環境が対応しています:
- Windows 10 (21H1/64bit, 21H2/64bit)
- Windows 11 (21H2)
これに加えて "ICカードリーダ" を用意した上で専用アプリのインストールが必要。
macOSは非対応
新車検証のICタグを読み込むためにはICカードリーダと専用のアプリが必要で、この専用アプリがMicrosoftアプリストアでのみ配布となっています。
つまりmacOSでネイティブ動作するアプリとしては配布されていないため、少なくとも現時点ではmacOSで新車検証のICタグ情報を閲覧することはできません。
Parallelsなどの仮想化環境経由で利用できる可能性もあるかもしれませんが、macOSを使っている人の多くはiPhone, Androidいずれかを持っていると思うのでスマホで閲覧するのが得策だと思います。
電子車検証について
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