円安だけが理由ではないかもしれませんが、Apple (US) は10月5日から価格テーブルを変更すると発表したそうです。ちなみにこの変更は日本以外の数カ国でも行われるそう。
これにより、今までは120円だった有料価格の最低ラインが160円に引き上げられるとのことですが、値上げされるのは最低ラインではなく "全体" ということなので高額アプリほど顕著に影響を受けると思われます。
この変更はMac App Storeのみならず、おそらくiOS/iPadOSアプリにも適用されると思われ、またAndroidなどの他プラットフォームと同一タイトル併売を展開しているアプリにおいてはこの影響を間接的に受ける可能性も考えられるので注意が必要かもしれないですね。
Logic Pro、Final Cutなどの高額アプリは?
記事で紹介されている価格テーブル(Tier)がAppleの自社アプリにも適用されるものなのか、そのあたりの仕組みは全然知らないので見当違いかもしれませんが、仮に適用されるのだとすると:
Logic Pro
こちらは現在 "24,000円" で販売されていて、この価格は "Tier 72" ということになるようですが、価格改定後のTier 72は "31,800円" と記されているので "7,800円" もの値上げということになるかもしれません。
Final Cut Pro
同様に、Final Cut Proは現在 "36,800円" で販売されていますが、この価格が該当する "Tier 78" の改定後価格は "48,800円" となっているので "12,000円" も値上げ……怖っ!
10月4日までに買っておいた方が良い?
仮にLogic ProもFinal Cut Proも10月4日までに買ったら損をする、つまり10月5日に "値下げされる" ことはないと思うので、購入を考えていたのであれば10月4日以前に買っておいた方が良いと思います。
(´-`).。oO(値上げや据え置きの可能性はあれど、値下げの可能性は九分九厘ないもんね)
アプリ内課金も対象
価格テーブルの見直しはアプリ内課金に設定されている金額にも影響するらしいので、例えば仮に1,600円に設定されているガチャチケットがあったとしたら、見直し後は2,000円へと400円の値上げということになると思われます。
改定後も "お値段据え置き" を期待したくなりますが、それはつまりこの3割近い値上げを自社負担で賄ってもらうことになるのでちょっと虫が良すぎる……よね😅
参考資料
参考までに現時点での価格テーブルを貼っておくのでこちらで現在価格のTierを確認後、冒頭でリンクしてある記事で紹介されている改定後のTierと照合すると10月5日以降にいくらに変更となるか分かると思います。