2022年5月3日、AgileBitsはパスワード管理アプリ "1Password 8 for Mac" をリリースしました(リリース日は違うかも💦)
Windows版は昨年末に既にリリースされているので約5ヶ月遅れてMac版が登場したことになりますね……遅い……😅
サブスクリプション版のみの提供
1Password 7もサブスクリプション版が提供されていましたが、実は従来の買い切り版もひっそりと提供され続けていました。
しかし、今回のメジャーアップデートに合わせて買い切り版の提供は完全に終了したようで、1Password 8は毎月払いか年払いのいずれかでの契約が必要です。
( ˙-˙)。oO(ちなみに年払いの方がひと月当たり1ドルお得)
アップグレード実行前に念のためバックアップ
アップグレードの処理中に何らかの理由で作業が中断された場合、運が悪いとデータを失う可能性がないとは言えませんので、アップグレードを行う場合は手続きを開始する前にバックアップファイルをデスクトップなどに書き出しておきましょう。
アップグレードユーザは向こう3年間50%オフ
1Password 7(それ以前も含まれているかは未確認)のライセンスを持っている場合、アップグレード手順を踏むことで向こう3年間は50%オフでの請求となります。
1Passwordアカウント必須
1Password 8を利用するにあたり、1Passwordアカウントの作成(メンバーシップ登録)が求められます。
登録するメールアドレスを記入すると、手続きを継続するためのパスコードが送られてくるので、そのメールに記載されている6桁の数字を所定の欄に入力し、引き続き画面の指示に従って操作していくと程なくして1Passwordへの移行が完了します。
データの移行や、1Password 8の初回起動、設定などにおいて節々で若干処理に時間が掛かる場面が散見されました。ただ、ハングアップとかフリーズとかそういう事でもなく、またその間はMac自体ももたつくようになるといったものでもありません。単純に「えっと……」と考えているのかな?と思えるような時間がちょっと流れる、そんな印象でした。
なので、移行が完全に終了するまではのんびりとした気分で眺めて次の画面が現れるのを待つのが賢明かと思います(^-^;
iOS版の1PasswordはそのままでOKみたい
iOS/iPadOS向けの1Password.appは特に何もせずそのまま使い続けることができるようです。
ただし、1Password 8アップグレード後に1Password.appを起動すると最初の時だけログインを求める画面が出てくるので画面の指示に従って処理を進めてください。
諸々の入力を求められますが、Mac側で1Password 8の諸手続きが終わっていれば1Password 8 for Macのアカウント画面からセットアップコード(QRコード)を取得できるので、これをiOS/iPadOSの1Password.appに読み取らせるだけで完了できます。
試用期間あり
初めて1Passwordを使用する場合も、アップグレードして使用を続ける場合も "試用期間" が設けられているので、まずは所定期間テストしてみても良いかもしれません。