2022年4月12日、AppleはmacOS用のiMovie 3.0をリリースしました。
このアップデートでは"ストーリーボード"と"マジックムービー"という2つの新しい機能が追加されています。
これらを含めた主な変更点は以下の通り:
- マジックムービーとストーリーボードという2つのまったく新しいタイプのビデオプロジェクトから、学んだりインスピレーションを得たりできます
- マジックムービーを作成すると、数回タップするだけで、タイトル、トランジション、音楽を含むオリジナルビデオを瞬時に作成して共有できます
- 写真やビデオのアルバムを選択すると、マジックムービーによりあなたのメディアを使って洗練されたビデオが作成されます
- ストーリーボードプロジェクトから始めると、ビデオ作成プロセスをガイドするテンプレートでストーリーテリングのスキルに磨きをかけることができます
- 料理、DIY、Q&A、製品レビュー、書評などの一般的なビデオプロジェクト用の20のストーリーボードから選べます
- 柔軟なショットリストでショットを追加、並べ替え、グループ化することで、ストーリーボードビデオをカスタマイズしたり整理することができます
- 各タイプのストーリーボードで表示されるショットのヒントを利用すれば、さまざまなタイプのビデオのフレーミングやストーリーテリングのテクニックを学べます
- ストーリーボードの各プレースホルダクリップでビデオを収録したり写真を撮ったり、写真ライブラリからメディアを追加することもできます
- タイトルレイアウト、フォント、フィルタ、カラーパレット、音楽を含む20のダイナミックなスタイルを使って、マジックムービーやストーリーボードビデオを強化できます
- トリミング、分割、クリップ速度などのツールを使えば、さらにクリップを編集できます
- タイトルの処理、ナレーションの録音、シネマティックモードのビデオクリップ*1で被写界深度エフェクトを調整したりして、ビデオをさらにカスタマイズできます
- マジックムービーやストーリーボードのプロジェクトをMac用iMovieやFinal Cut Pro*2のタイムラインに読み込んで、プロジェクトをさらに先に進めることができます
- マジックムービーやストーリーボードのビデオを写真ライブラリに保存したり、“メッセージ”や“メール”で友達や家族に送信したり、ソーシャルメディアでフォロワーと共有したりできます
アップデートのやり方がわからない方は以下のAppleサポート文書をご覧ください。
なお、本バージョンからiMovie for iOS/iPadOSのバージョン表記がこれまでの「10.x.y」ではなく「3.x」に変更されたようです。これに伴い直前のバージョンが「2.x系」、さらにその前が「1.x」系に表記変更されています。
(´-`).。oO(おそらくmacOSのバージョン表記に倣ったものだと思われます)