2022年3月11日、mineoはSプランを利用している一部のiPhoneにおいて、2022年4月以降順次Softbank 4G/Softbank 4G LTEを用いたデータ通信が利用できなくなり、3G通信のみでの利用になるとアナウンスしています。
3G通信に限定される環境
3G通信に制限されてしまう対象環境は以下の全ての条件に合致する環境です:
条件1:Sプラン(ソフトバンクプラン)の利用者
ソフトバンク側のネットワーク改修に起因するため、影響を受けるのはソフトバンクプラン(Sプラン)を利用している方のみです。
ドコモプラン(Dプラン月額/プリペイド)、auプラン(Aプラン月額/プリペイド)を利用されている方は対象に含まれていません。
条件2:iOS 11で稼働しているiPhone
iOS 11で稼働しているiPhoneを利用されている場合は制限を受けます。
対象機種は以下の通り:
- iPhone 6, iPhone 6 Plus
- iPhone 6s, iPhone 6s Plus
- iPhone 7, iPhone 7 Plus
- iPhone 8, iPhone 8 Plus
- iPhone SE(第1世代)
- iPhone X
iPhone XS以降(XS, XR, SE (第2世代), 11, 12:各Plus&miniも含む)はiOS 12以降が最古環境となるため今回の制限の対象には含まれません。
対象環境が制限を受けないようにするには?
各機が対応している最新バージョンのOSにアップデートしてください。
iPhone 6はiOS 12.3が最新環境、iPhone 6s以降はiOS 15.3が最新環境(本エントリー執筆時点)です。
ただ、iPhone 6sなど一部の機種では最新のOS(iOS 15.x)を入れることでiPhoneの動作が重くなってしまう可能性があります。
モバイル通信(4G/4G LTE)を多用するならOSをアップデート、Wi-Fi環境下での利用が大半ならOSのアップデートを保留するといった選択肢もあるかと思うので各自の利用実態と照らし合わせて検討されてみることも提案します。
なお、OSのアップデートにはGB級の通信を伴うためモバイル環境下では通信データ量の制限に引っかかってしまうかもしれません。
よほどデータ通信量の残りに余裕がある場合を除きWi-Fi環境下で行うか、Macなどの母艦に接続して母艦経由でアップデートされることをお勧めします。