忘れた頃にやって来る、2ヶ月ぶりのMacの豆(第116回)ではアイコン画像の取得方法を紹介したいと思います。
別の方法での画像取得方法は知ってるけど、これは盲点だった……という人が案外少なくないんじゃないでしょうか?
ちょっと詳しい人だと……
たぶんアプリケーションファイル(.app)のパッケージを開いて、そこからアイコン画像を取得しようとする方が多いはず。
でもmacOS Big Surからはちょっと仕様が変わったようで、このやり方だと高解像度のアイコン画像を取得できないらしく、
対応したアプリケーションが無いと困るらしいけど、
正直言ってそこまで導入する気にはならないよね〜(^_^;)
そこで!
地味だが使えるヤツ、プレビュー.appの出番
macOS標準アプリとして備わっているプレビュー.appは登場当初があまりに非力だったためか未だに『仕事ができない地味なやつ』的なイメージを払拭できずにいるような印象がありますが、あれから十数年も経ってますから流石にそれなりに仕事のできるヤツになっています。
ここではMac App Storeのアイコン画像を例に手順を紹介しますが、これは別にBig Sur向けってことではなく、OS XやMac OS Xの頃から可能だった方法です。
- アプリケーションフォルダを開く
- App Store.appアイコンを右クリックし、表示されたメニューから"コピー"を選択
- プレビュー.appを起動する
- (ファイル選択ウインドウが出るがそのまま気にしないで)command[⌘]キーを押しながら[N]キーを叩く
→ "ファイル"メニューから"クリップボードから新規作成"を選んでも同じ
アプリケーションをコピペするという操作に若干の違和感はありますが、たったこれだけの手順でサイズの異なる10種類のアイコン画像が表示されるので活用するべきですね♪
あとは任意のサイズを選択して好みの画像ファイル形式で書き出せばOK。
旧来の方法ももちろん使えます
Mac OSの時代から伝承されている(笑)情報ウインドウを使用する方法も、
もちろん未だに使えるし、このやり方でもプレビュー.appで開けば全ての解像度のアイコン画像を取得できます。
( ˙-˙)。oO(情報ウインドウを開く手間が無い分、前述の方法の方がお手軽かと)