りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

続・macOS Big Surがクソ重くて解決に四苦八苦した話、Beta版だけどさ

 

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2020年12月12日午後11時半追記:本エントリを公開して4日、再びもっさり現象が再発してしまいました。Macの起動はまだギリギリ許容範囲ですが、ログインスクリーンを通過してFinderの起動が落ち着くまではアプリの起動に時間が掛かる、文字入力もままならないなどの状態が約3分近く続きます。

この4日の中で今日初めてしたことは4日前にインストール済みの宛名職人 v27を初めて起動したことくらいで、これが原因かどうかはさておき他に心当たりはありません。

先日リリースされているmacOS Big Sur 11.1 Release Candidateは未インストールです。

<!-- 追記はここまで -->

まず最初のエントリがこちら:

ringosuki.hateblo.jp

で、この続き(今回のエントリの前の回)がこちら:

ringosuki.hateblo.jp

で、今回は結局何をしたら解決した(っぽい)のか、という話。

結論から言えばクリーンインストールなんだけれど……

2度のクリーンインストールも効果見られず

macOS Big Sur 11.0.1が正式にリリースされるよりもかなり前、macOS Big Sur 11.0 Public Beta 1のリリース直後に一度インストールはしましたが、これは私の環境では絶望的に不安定だったのでカウントから除外。

結局ちゃんと入れて使い始めたのはmacOS Big Sur 11.0.1の正式リリース版で、この時は手間を惜しんでmacOS 10.15 Catalinaへの上書きインストール。

その後安定性に欠けるなどの理由から2回クリーンインストールをしているので、今現在の環境は4回目のBig Surになるわけですが、ここでようやく安定した感あり。

というのが現状なんだけど、この環境に整えてからはまだ4日しか経っていないので本当に安定したかどうかを判断するにはまだ早いかな、と、この点は予めお断りしておきます。

過去のクリーンインストール

前回のエントリを見るとやたらとクリーンインストールという文字が出てくるのでものすごい回数のクリーンインストールをやったような印象を受けるかもしれませんが、実際にクリーンインストールを行なったのは合計2回。

最初のクリーンインストールは以下の手順で実施しました:

  1. Macをリカバリーモードで起動(電源投入してすぐにcommandとRを押下)
  2. ディスクユーティリティを起動し、起動ディスク(Macintosh HD)を消去、フォーマットはAPFSのまま
  3. ディスクユーティリティを終了し、macOS復旧を実行(インストール)
  4. インストールが終わったらTime Machineなどのバックアップファイルを一切使わずに環境を再構築

この状態での様子見となりましたが、良かったのは最初のうちだけ。

日を追うごとにレスポンスが悪化する中、前回のエントリにもあるような試行錯誤を繰り返しましたが状況は改善するどころかますます酷くなる一方。

結局もう一度クリーンインストールするしかなくなりました。

ここまでで気になったこと

ディスクアクセスの頻発やメモリ不足は速度低下の鉄板要因なので誰もが疑うところかと思いますが、アクティビティモニタ.appを見れる範囲で見ていた限りはその兆候は伺えず。

でも、起動にやたらと時間が掛かる、ログイン完了にも時間が掛かる、文字入力でさえ時間が掛かるという現象はやっぱりディスクアクセスを疑いたくなってしまう。

加えて、私の使い方なら多分SafariはFusion DriveのSSD領域が使われていると思うんだけど、このSafariですらCatalinaの時に比べたら起動が遅くなっている。

そうなると、なんとなく「Fuision怪しくね?」と思いたくなって来ます。

そこで何の理論的根拠も裏付けもないんだけど、おまじない的な気持ちで通常とは違う以下の手順でクリーンインストールしてみました。

別手順のクリーンインストール

前回(2度目)のクリーンインストールは以下の手順で実施しました:

  1. Macをリカバリーモードで起動(電源投入してすぐにcommandとRを押下)
  2. ディスクユーティリティを起動し、起動ディスク(Macintosh HD)を "Mac OS拡張(ジャーナリング)でフォーマット
  3. 続けてディスクユーティリティで起動ディスク(Macintosh HD)に対してパーティションを "1つ" 作成
  4. 続けてディスクユーティリティで起動ディスク(Macinotsh HD)を "APFS" で再フォーマット
  5. ディスクユーティリティを終了し、macOS復旧を実行(インストール)
  6. インストールが終わったらTime Machineなどのバックアップファイルを一切使わずに環境を再構築

この状態で様子見を始めて4日目まではこれまでみられた不具合には遭遇しておらず、Macの電源投入後の起動時間もmacOS Catalinaの頃と(体感ですが)遜色ない状態が維持できています。

ただ、これについては初回と2回目でインストールされたmacOS Big Sur (beta) のビルドが異なるので、OSの側で問題の解決が図られた可能性も否定はできないので上記手順が奏功しているかは判断不能。 

5日目となる今朝になって初めてログイン後の環境が安定するまでちょっと時間が掛かるようになった気がするのがちょっと今後を不安にさせます…… (^_^;)

まとめ

こちらの環境は基本的にmacOS Big SurのPublic Betaであることが前提になっているので、その点はご了承ください。

また、紹介した方法も論理的根拠ない単なる思いつきで、私個人としても「おまじない」の意味合いの方が強いということもご了承ください。

もしご自身が同じような不具合に悩んでいてその解決を模索されている場合は、「根拠のないおまじない」であることを承知した上で、自己責任でお試しください。

その際は、これまで何回か書いているようにTime Machineなどのバックアップを用いた復旧は極力避けることをお勧めします(バックアップから不具合が持ち込まれるのを避けるため)

(´-`).。oO(クラウドデータやメール-IMAPなどは同期により再取得、作成済みのファイルやスニペットのデータといった"保存したファイル"の類いは再作成ってわけにもいかないのでクリーンインストール前のファイルを持ち込んでいます)