本物を偽装したウェブサイトやメールによる詐欺の手口は比較的知られていると思いますが、最近は『電話』を用いた詐欺行為が復活(?)の様相を見せているっぽい。
簡単に言うとiPhoneなどにAppleサポートを偽装した電話が掛かってくるというもののようで、そこから先の展開は大方想像のつく流れに巻き込まれ餌食になるというもの。
身に覚えがないなら応答しない、折り返さない
いまいち手口が判然としません。
純粋に普通の電話のように掛かってきて先方との会話が進むのか、それともいわゆる『ワン切り』で着信者が折り返し電話を掛けてくるのを期待しているのか。
ただ、何れにしても身に覚えがないなら応答しない、折り返ししないが原則。
何も好き好んでトラブルに近づいて行く必要はないでしょう。
万が一、本当にウルトラ級の緊急用件だったらあの手この手を使ってでもコンタクトを取って来るでしょうから、たった一本の電話を無視したってどうってことはありません(それほど慌てる必要はないでしょう、という意味ネ)
もちろんサポートが必要で、折り返しの電話が欲しい旨をAppleに申し込んであるんだったら、それは『身に覚えがある』出来ことですから素直に着信応答しましょう、笑
表示番号が実在のものだとしても本物とは限らない
メールアドレスに『偽装』という手口がありますが、電話番号(発信者番号通知 - 表示)にも『偽装』する手段が無いわけではありません。
つまり画面上は『本当にAppleから電話が掛かってきている』ようにしか見えないんだけど、発信者が本当にAppleサポートとは限らないということ。
このように偽装する手段が無いわけではない以上、先ほども書いた通り『Appleから電話が掛かってくることに覚えがなければ出ない』に越したことはありません。
着信を無視することに罪悪感を感じるなら、それでも電話には応答せず、電話が鳴り止んでから『自分でAppleサポートの電話番号を調べて掛け直す』ようにしましょう。
着信履歴を利用して折り返すなんてのはもってのほかですゾ!