備忘録：REGZAで突如認識されなくなってしまったHDDをParallelsとUbuntuで修復の顛末

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東芝のREGZAに接続してあった録画用のHDD（IO DATA製 3.5" - 1TB）が突然認識されなくなり、なんとか復旧させる方法はないものかと格闘したり諦めたりを繰り返しながらようやく解決できたので（たぶん……）備忘録を兼ねて顛末を記しておきます。

REGZAに接続されたHDDは "xfs" という形式でフォーマットされているそうで、これはそのままだとmacOSでもWindowsでも認識されません。

必要なのは "Linux" とのことなので、まずはこの環境を用意する必要があります。今回はGUIがMacやWindowsに似ていて使いやすそうな "Ubuntu" なるものを使います。

ただ、MacにしろWindowsにしろすでに入っているOSを消して "Linux" として整え直すのは現実的ではないので仮想環境上に Linux（以下、Ubuntu）を構築することにしました。

問題のHDDを修復するには「REGZA HDD Easy Repair」という有志が作成したUbuntu用のソフトウェアが有効らしい。

最近になってもっと確実な方法が見つかったらしいけど、色々と準備が大変そうなので今回は従来の方法で試して、ダメだったら諦めることに。

上記ソフトウェアはUbuntu 11.04以降の環境が必要とのこと。

このエントリを書いている時点では "Ubuntu 18.04.1 LTS" が最新版となっていますが、上記ソフトウェアは32-bitで動作するプログラムなので色々試した結果、導入から何から最もスムーズだった "Ubuntu 12.04.5 LTS" が最適っぽいです。

上記ページの後半にたくさん載っているリストの中から "ubuntu-12.04.5-desktop-i386.iso" というイメージファイル（756MB）をダウンロードしておけばOK。

今回使用した仮想環境ソフトは有名どころの "Parallels" 。

嬉しいことに14日の試用期間があるので、この期間中になんとかしてやろうじゃないか……というせこい考えです（^-^;

ちなみに、Parallelsを試す前にVirtualBoxを試しましたが修復ツールのインストールでことごとく失敗するため断念。

次にMac App Storeで無料配布されているParallels Desktop Liteも試してみましたが、こちらもなぜか動作に不具合が見られたため途中で断念しました。

以下の手順通りに進めていけば環境の用意はスムーズにできると思います。

Safariなどから上記Ubuntuのダウンロードページを開き、"ubuntu-12.04.5-desktop-i386.iso" をダウンロードフォルダなどに保存しておく
Safariなどから上記のParallelsに行き［DOWNLOAD FREE TRIAL］ボタンから進みParallelsをダウンロードしておく
ダウンロードされた "Parallels Desktop〜.dmg" をダブルクリックしインストール
ParallelsのインストールアシスタントでインストールしたいOSのインストーラを選ぶ画面（下図）で手順（1）でダウンロードしておいた "ubuntu-12.04.5-desktop-i386.iso" を選択
あとは画面の指示に従っていればインストールは終わるので、なんだかんだでUbuntuの通常画面にたどり着いたら標準で入っているFirefoxを起動して検索欄に "regza hdd repair" とでも打ち込んでください。検索結果にツールのダウンロードページが出るはずなので、そこから "REGZA HDD Easy Repair" をダウンロード＆インストールしてください。