ここ数日、サブブラウザとして使っているVivaldiの挙動が不安定でクラッシュしやすくなったので初期状態に戻してみることにしました。
Cookieやキャッシュだけを消去する方法もありますが、それらが不具合のタネだとしたらリセット後に二度手間、三度手間を要することになりかねず時間の無駄になってしまうので、一気に初期状態に戻しちゃいます。
( ˙-˙)。oO(サブブラウザだし1Passwordも使ってるからそんなに困らないしね)
今回は無用なデータ引き継ぎが起こらないようにするためにTime Machineなどのバックアップおよび同期手段を用いず、手作業リセット+手動復旧を行います。
そのためどうしても手順が煩雑になりがちですが、なるべく速やかに復旧できることを考慮して面倒ながらもなるべく少ない手順で済むようにしてみました。
以下に備忘録を兼ねて紹介しておきます。
ブックマークを書き出す
Vivaldiのファイルメニューからブックマークを書き出しておきます。
ファイル名はデフォルトのまま(HTML形式)、保存先は "デスクトップ" にしておくのが手っ取り早いと思います。
機能拡張の入手先をチェック
Chrome ウェブストアを介して機能拡張を入れている場合、リセット作業をする前に入手先(各機能拡張が提供されているショップページ)のURLを残しておくと便利。
例えば当方の場合は "1Password" を入れているので……
- ツール>機能拡張 を開く
- [詳細]ボタンをクリック
- " Chrome ウェブストアのページに移動" をクリック
- URL欄の鍵アイコンをデスクトップ上にドラッグ&ドロップ
- インストールしてある機能拡張それぞれに上記作業を繰り返す
こうしておけば、手順(4)で作成されたweblocファイルをVivaldiでその都度開いていけば機能拡張の復旧も速やかに済ませらます。
Vivaldiの環境設定を確認
Vivaldiの環境設定も初期状態に戻ってしまうので、必要に応じて環境設定の内容も書き取るなどして復旧しやすいように準備を済ませてください。
細かくカスタマイズを施してある場合は大変だと思いますが、確認しきれないようなら不可欠な設定内容だけでもメモしておくと良いでしょう。
初期設定ファイルを事前に退避させておく方法もありますが、今回は極力データ引き継ぎが起こらないように初期化することを目的としているので割愛します。
Vivaldiをリセット
Vivladiが起動していない状態で以下の手順を行います。
Finder>移動>フォルダへ移動… の使い方を知っている方は以下のディレクトリを開き、Application Supportフォルダ内の "Vivaldi" フォルダをゴミ箱に入れます。
/Users/username/Library/Application Support/Vivaldi
上記がよくわからない場合は以下の手順を辿ります:
- Finderの "移動" メニューを開き、[option]キー(環境によっては[shift])を押して "ライブラリ" を選択
- "Application Support" フォルダを開く
- "Vivaldi" フォルダをゴミ箱へ
これでVivladiは初期状態で起動するようになりました。
あとは復旧作業のみ
諸々が初期状態に戻ったのでブックマーク、機能拡張、入力フォーム、環境設定……やることは少なくないかもしれませんが、先ほどの手順で保存したファイルなどを利用しつつ環境を整え直して行ってください。
追記:極力手軽に済ませたい場合
前述した通り、紹介した手順は余計なデータを引き継がずに済むようにするためにまっさらの状態に戻した上で逐一手動で環境を復旧させる方法を採っています。
そのためありとあらゆるものが初期状態に戻りますから環境を元の状態にまで戻すにはそれ相応の手間と時間が掛かるので、その手間と時間が惜しい、もっと手軽に済ませたいという場合はVivaldiの "同期機能" を使ってみてください。(kyu3さん、情報提供ありがとうございました)
Google Chromeの場合もそうですが、手軽さで言えば同期機能が圧倒的に便利です。