2017年10月27日午後4時01分からiPhone Xの予約受付を開始することがAppleから公式にアナウンスされました。
話題のiPhone Xは初期生産台数が少ないから争奪戦になりそうだとか、いやいやiPhone 8/Xの仕上がりと価格からiPhone 7が息を吹き返してきているから思ってるほどの争奪戦にはならないかも……なんて分析もあるようですが、いずれにしても一瞬で予約完売となるのは過去の例から考えても明らかでしょう。
ポチる予定の方々、頑張ってくださいね(ひとごと←)
ところで、上記リリースを読むと気になる一文が添えられているんですね……すでに各所でも報じられていますが。
予約なしでも当日店頭で入手可能……かも
なんて書いてあるかというと……
iPhone Xは世界の55を超える国と地域で提供され、11月3日(金)午前8時より(現地時刻)よりApple Storeでの販売を開始する予定です。各店舗では、予約注文なしで早めに来店されるお客様に対してiPhone Xをご用意します。
つまり、直営のApple Storeにおいては予約分とは別に当日販売用の在庫を用意するってことですよね。
実際、どれだけの在庫が確保されるかは不明ですが……
なんだかなぁ……(´・ω・`)
行列を封印したApple
人気商品の発売日に行列ができること自体は別に否定しません。
(´-`).。oO(私は並びたくない人ですが)
でも物事には限度というものがあって、何日も前から店舗前の歩道(の一部)を陣取って野営するってのは行き過ぎた行為だと思うんです。
少なからず通行人や周辺地域に迷惑を掛けているでしょうし。
だから、iPhone 6の頃からだったかAppleが当日販売をしない方針に切り替えたのは(行列対策だけが理由ではないけど)賢明な判断だったと思っています。
一部では『購入欲を煽る景色が消えるからiPhoneの販売数は落ちる』などと指摘する声も見かけましたが、結論から言えば特に影響は無かったと言えるでしょう。
行列を解禁したのか?
しかしここに来てなぜかAppleは行列を誘発する戦略に回帰(したように見えます)。
販売台数が少ないことが予想される以上、転売市場が活気付くのは誰にでも想像がつく此の期に及んでなぜ当日販売をすることになったのか。
善良なユーザが不利益を被ることがないようなスマートな販売方法が確立できたからかなと想像できなくもないですが、なんかしっくり来ない……。
むしろ……
iPhone 8/Xの販売初速がAppleが期待していたほどではないかもしれないと分析したAppleが、これはまずいと封印したはずの『煽り戦略』を解禁した……
そう考えた方が自然に思えて来てしまいます。
(´-`).。oO(そうじゃない、と思いたいけどね)
一抹の不安
今も昔もAppleファンな私ですが、やっぱりTim Cook政権になってからのAppleはどこかそれまでのAppleとは異なる匂いが随所から漂って来るように感じます。
最高経営責任者が代わったんですから当たり前なんですけどね。
でも、Steve Jobs政権の頃にはあまり感じることのなかった方針のブレのようなものがTim Cook政権では垣間見えたり(尤もJobsの巧みな話術でブレを感じなかっただけかもしれませんがw)、青臭い言い方ですが『夢』を売ってたAppleが『モノ』を売るようになったようにしか見えなかったり……。
今回の行列の件は単純に予約できなかった人への救済策ということなのかもしれないけど、同時に転売ヤーが群がる可能性が高まるのですからその辺の策が講じられていなければ片手落ちもいいところ。
検討不足の愚策であったと非難されることがないことを祈ります。
ところで……
実際に購入するかどうかはさておき、もしiPhone Xを買うとしたらどっちの色を選びますか?
— くじゃく˙ᴥ˙ (@kujax130) 2017年10月25日
私はシルバー……かな(๑′ᴗ‵๑)