2017年9月20日、AppleはwatchOS 4を正式にリリースしました。
watchOS 4では、新しいSiriの文字盤、“心拍数” Appの新しい測定方法、改善されたミュージック体験など、多くの機能改善や追加などが行われています。
以下、リリースノートより。
watchOS 4
文字盤
- 時刻、場所、毎日の日課に基づいて必要な情報を賢く更新して表示する新しいSiriの文字盤
- ウッディ、バズ・ライトイヤー、ジェシーなどのキャラクター達のアニメーションを表示する新しいトイ・ストーリーの文字盤
- 静止画像を対称的に絡み合わせたパターンに変えて表示する新しい万華鏡の文字盤
- Siri、News、心拍数、再生中の音楽、メッセージに対応した新しいコンプリケーション
アクティビティ
- アクティビティリングを完成するための具体的な提案を賢く通知する機能を追加
- 月間チャレンジ機能は、前月の成果に基づいた目標を提案
- リングを完成した場合などの重要なゴールを達成したときに表示される新しいフルスクリーンアニメーション
- アクティビティ共有の通知の返信にワークアウトの指標を追加
ワークアウト
- ワークアウトの種類別のグラフィックが付いて、より素早くワークアウトが始められるようになった新しいApp
- 新しいモーションと心拍数のアルゴリズムが搭載され、より正確にカロリーの測定が可能になった、新しい高強度インターバルトレーニング(HIIT)ワークアウト
- 1つのセッション内で複数の種類のワークアウトを実行することに対応
- “プールスイミング”で、泳法ごとの距離とセットごとのペース、自動的に調整された休憩時間を自動的に設定することが可能
- ワークアウトを開始すると同期されているプレイリストを自動的に再生開始する機能を追加(Apple Watch Series 1以降)
- ワークアウトセッション中に、ワークアウトAppから直接ミュージック再生コントロールにアクセスできる機能を追加
- ワークアウト中の通知を自動的に停止するオプションを追加
心拍数
- 終日の心拍数を表示する新しいグラフを追加
- 新しい心拍数測定および安静時心拍数を表示するグラフ(Apple Watch Series 1以降)、歩行時平均、ワークアウト時平均および最高値、回復時間、“呼吸” Appのセッションに対応
- 安静とみなされる状態が10分間続いている間に、心拍数がある値を超えた場合に通知を送信するオプションを追加
- 心拍変動および最大酸素摂取量を含め、現在および過去の心拍数データの詳細をiPhone上の“ヘルスケア” Appに表示可能
ミュージック
- アルバムアートをより簡単にスクロールして見ることができる新しくデザインされたApp
- 複数のプレイリストを自動的に同期して、Bluetoothヘッドフォンで音楽を再生することが可能
- ヘビロテ、ニュー・ミュージック・ミックス、フェイバリット・ミックスを含めた、Apple Music特製のプレイリストを自動的に同期
その他の機能および改善
- News Appで、Top Storiesの概要およびiPhoneであとで読む機能を追加
- コントロールセンターにフラッシュライトおよびセーフティライトを追加
- Dockに、最近使ったAppを縦方向にスクロールして見ることができる機能を追加
- Appホーム画面をアルファベット順のリスト表示にすることが可能
- 新規メール作成およびスワイプジェスチャーに対応
- “電話” Appにキーパッドを追加
- “カレンダー”の参加依頼に重複を表示
- 指書き入力がドイツ語に対応
- 1分未満のタイマーおよびタイマーの繰り返しに対応
- マップで、目的地の候補および最近使った項目に対応
- スマートリプライで連絡先および場所に対応
watchOS 4 リリース履歴
- 2017/06/06:watchOS 4 Beta 1(15R5281f)
- 2017/06/22:watchOS 4 Beta 2(15R5307f)
- 2017/07/14:watchOS 4 Beta 3(15R5321h)
- 2017/07/25:watchOS 4 Beta 4(15R5331g)
- 2017/08/08:watchOS 4 Beta 5(15R5345g)
- 2017/08/15:watchOS 4 Beta 6(15R5357b)
- 2017/08/22:watchOS 4 Beta 7(15R5365a)
- 2017/08/29:watchOS 4 Beta 8(15R5371a)
- 2019/09/29:watchOS 4 リリース