りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

iPhone XはAppleの原点回帰を表しているのかも

 

f:id:kjx130:20170913101125j:plain

iPhone Xの発表を受けて得た正直な感想は……

高い!!! (:.;≖;益;≖;.)

……ではなく ( ̄▽ ̄;)

美しい!!! (*'▽'*) ♪

でした(価格発表はもっと話が進んでからだしねw)

で、美しいと感じたと同時にちょっとした『既視感』を覚えたんです。

それが何なのかしばらく考えてみたところ、初期のiPhone(iPhone〜iPhone 3GS)に似ている点が多いということに気づきました。

(´-`).。oO(基本Android系スマホには興味ナッシングなのでGala……に似てるじゃんてのはスルーの方向で)

そこで、どこに初期のiPhone(以下、iPhone 3Gと記述)と類似した匂いを感じたかを簡単に紹介します。

輪郭の雰囲気

f:id:kjx130:20170914160948j:plain

iPhone 3G(左)とiPhone X;縮尺は合わせていません

リムがステンレスで、ふっくらとした膨らみをたたえるデザインがiPhone 3Gと似ているように見える(写真の光源の関係でそう見えるだけかもしれないけど)。

サイドボタンの様子

f:id:kjx130:20170914171124j:plain

iPhone X(上)とiPhone 3G:縮尺は合わせていません

配置は従来のiPhoneと同じだと思うけど、材質のせいかiPhone 3Gと非常に似た雰囲気を醸し出しているように見える。

あるはずのものが見えない

f:id:kjx130:20170914171742j:plain

iPhone 3G(左)とiPhone X:縮尺は合わせていません

iPhone 4以降の機種で白いフロントパネルを使用しているモデルは通話口、フロントカメラ、近接・環境光センサーといったものがしっかり存在感を示していてデザイン性を損ねているところがありました。

しかしiPhone Xでは黒いフロントパネルのみになったおかげでこれらの存在感がカモフラージュされるのでiPhone 3Gの頃のようなスッキリさが蘇りました。

トゥルントゥルン♪

iPhone 3G/3GSの背面はトゥルントゥルン♪

f:id:kjx130:20170914172831j:plain

次のiPhone 4/4sもトゥルントゥルン背面♪

f:id:kjx130:20170914172957j:plain

そしてなんだかんだを経て、iPhone Xでトゥルントゥルン肌復活\(⌒▽⌒)/

f:id:kjx130:20170913102948j:plain

iPhone 8も同じようなトゥルントゥルン肌に♪(写真はiPhone X)

これでカメラ部も平滑仕上げになってれば完璧だったんだけど_(:3」∠)_

iPhone Xの姿にAppleの原点回帰を託す

Steve Jobsが去ってからのAppleは、正直言ってSteve Jobsが支配していた頃のAppleとは別物だと思います。

どういう違いがあるように感じていたかは、前に職人気質・商人気質という言葉を用いていエントリしたことがありました。

ringosuki.hateblo.jp

簡単にいうと、Tim Cook CEOは "Apple" こそ引き継ぎはしたものの、"Apple-ism" あるいは "Jobs-ism" についてはちょっと蔑ろにしているのでは、といった内容。

Tim Cook政権になってから世に送り出される製品は、ことごとく熱心なAppleファン(信者)をガッカリさせる "何かが足りない" ものばかりでした。

きざな言い方をすれば "熱意" が足りなかったんでしょうね。

だから信者たちの足が徐々にAppleから遠のくという事態、あるいはそう感じさせる空気というものが漂い始めていたんじゃないでしょうか。

そのような事態にTim Cookは、あるいはAppleの上層部はようやく気付いたのかもしれません。

そこで色々思案した結果、iPhone生誕10周年という機会を借りて自らを見つめ直し、Appleはユーザに何を求められているのかを考えまくったのかもしれません。

それが「初心忘れるべからず(原点回帰)」だったのでは?

そして、その覚悟がiPhone Xのデザインに込められたのではないでしょうか。

f:id:kjx130:20170914173850j:plain

なんの根拠もなく、知識も何もない勝手な思い込みだけで書き連ねてしまいましたが、もしAppleが「原点回帰」を試みるのだとしたら、来年以降には久しぶりに生気に満ち溢れた製品が登場してくるかもしれませんね。