最近のmacOS(OS X)のスクロールは、iOSデバイスの操作感と揃えるため以下のような設定が標準となっています
- 指を上へ滑らせる or マウスホイールを向こう側に回すと画面は上にスクロール
- 指を下へ滑らせる or マウスホイールを手前側に回すと画面は下にスクロール
- スクロールに慣性が働く(スクロールに惰性がある)
iOSデバイスの操作になじんでいればあまり違和感を感じないと思いますが、旧来のマウス操作に慣れている人にはすごく気持ちが悪いかもしれません。
今後もこの動作が標準になるので慣れるのが一番なのですが、どうしても馴染めない場合は以下の要領で設定を変更します。
スクロール方向の変更(マウスの場合)
システム環境設定.appから『マウス』を選びます。
一番目にある『スクロールの方向: ナチュラル』という項目からチェックを外すと旧来の上下スクロールに変わります。
スクロール方向の変更(トラックパッドの場合)
システム環境設定.appから『トラックパッド』を選びます。
一番目にある『スクロールの方向: ナチュラル』という項目からチェックを外すと旧来の上下スクロールに変わります。
慣性(惰性)の解除(マウスの場合)
システム環境設定.appから『アクセシビリティ』を選びます。
表示されたウインドウの左側にあるリストから『マウスとトラックパッド』の項目を選び、右下にある[マウスオプション…]ボタンをクリックします。
降りてきたシートのプルダウンメニューを【慣性スクロールなし】に変更。
これでウインドウをスクロールした時の慣性(惰性の演出)が無くなります。
慣性(惰性)の解除(トラックパッドの場合)
システム環境設定.appから『アクセシビリティ』を選びます。
表示されたウインドウの左側にあるリストから『マウスとトラックパッド』の項目を選び、中央下にある[トラックパッドオプション…]ボタンをクリックします。
降りてきたシートのプルダウンメニューを【慣性スクロールなし】に変更。
これでウインドウをスクロールした時の慣性(惰性の演出)が無くなります。